No.21 1分間エンパワーメント

またまた星野リゾート、星野さん関連の著書です。

目的

コーチングを勉強する前に、自分以外の他者にどのように接することでやる気を向上させることができるのか、参考にするため。

学び

3つの鍵が重要
①正確な情報を全社員と共有する
②境界線を明確にして自律的な働き方を促す
③階層組織をセルフマネジメント・チームで置き換える

メモ

エンパワーとは?
「自律した社員が自らの力で仕事を進めていける環境を作ろうとする取り組み」

Ⅰ どうすれば会社は良くなるのか

会社を生き残らせるには?
顧客と品質を最優先し、収益性とコスト効率を高め、市場変化に迅速かつ柔軟に対応し、イノベーションを継続しなくてはならない。

働いてみると実感しますが実際にめちゃめちゃ難しい!笑

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「この会社で働いている人たちは、職位にかかわらず全員が私の同僚であり、仕事仲間であり、パートナーです。」

このようなフラットな組織が僕も理想的でなと思います。

Ⅱ エンパワーメントの3つの鍵

第1の鍵:すべての社員と情報を共有する。

正確な情報をもっていなければ、 責任ある仕事をすることができない。 正確な情報をもっていれば、 責任ある仕事をせずにいられなくなる。

自分に置き換えてみると会社の重要情報を共有されれば自分は重要視されていると感じますし、逆に共有されないと、自分の存在を無視されているような感覚になりますよね。
自分の会社はどうかな.....

第2の鍵:境界線によって自律した働き方を促す

水が流れる川を想像
土手という境界線がなければ川はもはや川ではなくなる!
つまり、社員のエネルギーを方向付け勢いを与える必要!

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社員が企業のビジョンを共有し、その中で自分の役割は何かを理解し、自分がどんな違いを生み出せるかを自覚したとき、ビジョンが本当の力を発揮する。

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第3の鍵:セルフマネジメント・チームを育てる

階層組織をセルフ・マネジメントチームと取り替える!

ふつうならそれは、仕事の仕方を教えることだと思うのですが、わが社では仕事の管理の仕方を教えたのです。

上司に頼らない方法を部下に教えることからエンパワーメントが始まります。

Ⅲ 3つの鍵を実践してみよう

「ところで、イノベーションを起こそうとしてリスクを取った結果、失敗するのはかまわないと奨励されたとき、社員の行動はどのように変わると思いますか? 自分の行動に対する責任感を強めるか、弱めるか、どちらだと思いますか?」

こんな職場であればどんどん改善案やイノベーション案が出てきそうですね。
つまり失敗という言葉の定義が‘悪い‘や‘間違い’から‘学ぶチャンス’に変わったことで仕事のパフォーマンスについて社員の中で考え直すきっかけになったということです。

職場が安全だと感じられ、新しいことを試す自由が与えられ、すべての情報が共有されれば、社員のなかにオーナーと同じ意識が芽生えます。

オーナー意識=会社全体を見ていて、すべてが正しく遂行されることに責任を負う存在であり、力を出し惜しみせず、会社を成功させるために細心の注意を払っている。

「会社がエンパワーメントに取り組むようになってから、私は、人間の能力という資産が会社のなかで未開拓のまま眠っていることを痛感しました。」

耳が痛いですね....笑 これについてはどこの会社にも共通して言えることだとお思います。

Ⅳ 成功はすぐそこにある

人間は本来、エンパワーされたいという欲求をもっている。

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