No.26 デジタル・ミニマリスト
『SNS全部辞めたいな...』
ふと瞬間にこう思いました。何故?と言われると理由はよくわからないのですが、Twitter・Instagramを見ていないとソワソワしている自分にある種の気持ち悪さを感じてしまったからだと思います。
かといっていきなりデジタル断捨離ができるわけもなくダラダラと時間が過ぎていたのですが、ちょうどよく見るYoutuberの方がこの本をオススメしてしていたので読んでみることにしました。
ちなみに読了後にデジタル断捨離を実際に実践しています。(まだ3日目ですが....笑)
個人的にはとても良いです。目の前のことに集中できている感覚がありますね。
目的
デジタル断捨離の方法を学ぶ為
デジタルデバイス、特にSNSから離れるとどのような効果があるのか知る為
学び
テクノロジーを主体的に扱う。not依存的。
メディア消費にもっと意識的になる。
仲間とのオフラインの時間を大切にする。
お互いに努力・共有できるような場を設ける。
メモ
日常を切り取って念入りに編集した友人の投稿にしじゅう接していると、劣等感にさいなまれる。
これめちゃめちゃわかりませんか?
みんなが自分より充実して輝かしい人生を送っているような感覚、もちろん頭の中で1日のハイライトの部分を切り取っていると理解はできるのですが、謎の劣等感から脱出することができない....そんな状態が2年弱くらい続いていました。
原因はInstagramのストーリー機能だろうなとは思っているのですが。笑
Facebookなどのアプリの思考プロセスは下記の通り
〝どうしたらユーザーの時間や注意関心を最大限に奪えるか〟だ。自分の写真や投稿や何やらに〝いいね〟やコメントがつくと、ユーザーの脳内にわずかながらドーパミンが分泌される。これが一番手っ取り早い
おっしゃる通り!いいねがついたら嬉しい!他人の投稿とのいいねの数を比べる!何の意味もない虚しい行為を!人は!続けてしまう!
デジタル・ミニマリズムの三原則
原則1:あればあるほどコストがかかる
原則2:最適化が成功のカギである
原則3:自覚的であることが充実感につながる
利益だけに目を奪われてしまうとそれを利用することで逆に被る損失の部分が盲点になりがち。
さらにテクノロジー利用には自分なりのルールを設けてそれに則った利用を推奨しています。
大部分の人のテクノロジー・プロセスは現状、生産曲線の初期の段階にある。つまり、最適化を図った分だけ大きな利益が返ってくるということだ。だからこそデジタル・ミニマリストは、第二原則に従い、どのテクノロジーを利用するかだけでなく、どのように利用するかを考える。
デジタル片付けのステップ
ステップ1:テクノロジー利用のルールを決める
ステップ2:30日間、ルールに従って休止する
ステップ3:テクノロジーを再導入する
筆者は1人の時間・孤独の時間が必要であると述べています。
ここでの孤独とは自身の思考のみと向き合う時間のことです。しかし、スマートフォンは僕たちの孤独の時間さえも奪おうとしてきています。
それは.........................『チラ見!』
少しでも退屈したらすぐにスマホを見て退屈を紛らわすことができてしまいます。
ソーシャルメディアのヘビーユーザーほど、孤独感やみじめな気分が強まりやすいわけだ。
僕はSNSのヘビーユーザーだった?!(自覚症状なし)
善い人生には、その行為そのものから生まれる満足感以外に何の利益ももたらさないような活動が必要である。
趣味のことですね。完全に僕は筋トレ。笑
余暇活動の教訓
①受け身の消費よりも体を動かす活動を優先しよう
②スキルを活かし、物質的な世界で価値のあるものを作り出そう
③親睦を支える枠組みが用意された。リアルな世界での交流が必要な活動を探そう
あなたはほかのメンバーを励まし、ほかのメンバーはあなたを励ます。ふだんならこなせない回数のトレーニングも、周囲に励まされてクリアできてしまうこともある。これが重要なのだ。
僕これめちゃめちゃ重要だと思うんですよね。
自分1人で何か頑張る時間も必要だと思うんですけど、オフラインで仲間からの熱を感じながら何かを一緒に頑張るという行為。こんな時間ってとても有意義な気がしています。
一七二七年、フランクリンはジャントーという社交クラブを創設した。このクラブについて、自伝には次のように書かれている。
発想力に優れた知人の大方を集め、相互の向上を目的とするクラブを創設し、ジャントー・クラブと命名した。会合は毎週金曜の夜に開いた。私が起草した会則では、会員は持ち回りで道徳、政治、自然科学にまつわるトピックを最低でも一つ、会合に提出し、そこで討論にかけることになっていた。また三カ月に一本、自分で選んだテーマについて評論を執筆し、会合の場で朗読することと定められていた。
最近ですが高校の同級生と似たようなことを始めました。
僕たちもいつか建国の父と呼ばれる日が来るでしょう....笑
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