No.15 入門 考える技術・書く技術

今までとは少しジャンルが違いますが、続いてはこちらです。

目的

社内で報告書等を書くことが増えたが、今ひとつ自分のライティング技術に自信がなかった為、参考書として読んだ。

学び

日本語は主語が曖昧、曖昧だからこそはっきりと主張する必要がある

メールは感謝の言葉で始め、主メッセージを先頭に置く

自分が何を伝えたいのかよりも、相手が何を求めているかにフォーカスして文章を書く

メモ

1章 読み手の関心・疑問に向かって書く

OPQ分析を実践
O=Objective(対象)
P=Problem(問題)
Q=Question(疑問)

コツ
・ 全て読み手の視点で表現する
・ 比較のレール(トピック)を外さない
・ 文書の主メッセージはQへ直接答える

つまり、レポートを書く時はまず読み手の関心や疑問を知る努力から始める

2章 考えを形にする

普通の人間が一度に理解できる(短期処理できる)考えの数は「7±2」が限度であるということです。

主メッセージについては下限の「5」に設定するのがベスト

要するに、「グループの要約メッセージを見つける作業は、グループを作る作業と同じ」

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メッセージが一般論にならないようにする。

要約文章を作成する時の4つの鉄則
①名詞表現・体言止めは使っちゃダメ
→メッセージを正確に表現できない
②曖昧な言葉は使用禁止
Ex) 見直し、再構築、問題、適切な、などは全て使わないようにする
→ 要は、「考えるプロセス」、つまり考えを表現し組み立てるときには、あいまい言葉を使ってはならない、
③メッセージはたった1つの文章で表現する
④しりてが接続詞は使用禁止
→「……し、……」「……であり、……」「……して、……」「……だが、……」「……せず、……」「……なく、……」

「So What??」を繰り返し問題の本質を探る。

3章 ピラミッドを作る

①1つの考えを短く、明快に
②縦と横の「2次元」を意識する

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4章 文書で表現する

ロジカル接続詞を使用する
2つの文章の因果関係を明確にしてくれる接続詞のこと

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終章 メール劇的向上術

感謝の言葉にPDF
→感謝の言葉でメールを始め、P(主メッセージ)、D(詳細)、F(今後のアクション)の順番でメールを打つことでわかりやすく伝えることができる。


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