java訓練#10(break•continue)
今日の授業
今日の授業は有効範囲(スコープ)についてと break と continue について学びました。
有効範囲(スコープ)について
コードを書く時、使いたいプログラムの 中カッコ{}の中と外では、実行結果が変わる、もしくは実行されないので、中カッコとコードを書く位置は注意が必要です。
例①
for (int z = 0; z < 5; z++) {
System.out.println(z);
}
System.out.println(z);
例②
int z = 0;
for (z = 0; z <5; z++) {
System.out.println(z);
}
System.out.println(z);
例①では for文 の中でしか z の変数が使えないため2個目の System.out.println(z); は実行されません。なのでコンパイルエラーになります。
しかし、例②の場合は、for文 の外に 変数z があるので2回目の System.out.println(z); は実行されます。
中カッコ{}の位置とコードを書く位置は注意が必要です。
breakについて
break は switch文 の時に使ったと思います意味は
「case の内容の終わり」を表してました。しかし、今回は for文 又は while文 で使います。この2つの文での break の意味は少し違います。
for文・while文 で break を使うと「 条件式がfalse になる前に繰り返しから」という意味になります。
例
for ( int z = 1; z <= 10; z++) {
if (z > 5) {
break;
}
System.out.print(z);
}
この様なプログラムがあるとします。
これを訳すと以下のようになります。
zに1ずつ足します、zが10より小さい間は繰り返す
もし、zが5より大きくなったら
繰り返しから抜けます
このようなプログラムとなってます。これの実行結果は「1 2 3 4」となり10まで繰り返されないはずです。
continue 文について
continue は繰り返し処理の中で指定した物をスキップするというコードです。
例
for ( int z = 1; z <= 10; z++) {
if (z % 3 == 0) {
continue;
}
System.out.print(z);
}
このコードを訳すと以下のようになります。
zに1ずつ足します、zが10より小さい間は繰り返す
もしz÷3のあまりが0なら
スキップします
繰り返しが終わるまで表示します
この様に訳します。これは3の倍数はスキップしてくださいという事です。
これを実行すると「1 2 4 5 7 8 10」となるはずです。
2つの文の組み合わせと中カッコの位置がとても大事です。for 文と while文がまだ良く理解できてないので自分で色々なプログラムを作ってみて理解を深めたいと思います。
公共職業訓練を受講する為に必要な事を下の記事で書いてます。
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