長編連載小説『カフェ』第106話。
佐紀は、サラダを作りながら、バイトの子たちに指示を飛ばす。俺は、コーヒーカップを置いて、スマホで、グーグルを見始めた。朝の情報収集だ。別に、佐紀も、仕事が忙しいようで、俺の方は見てない。俺は黙ったまま、グーグルを見る。そして、俺は、ウルトラブックを取り出し、ワイヤレスマウスの端子を嵌め込んで、パソコンを使い始めた。店内は、Wi-Fi環境がある。実際、ネットは快適に使えた。佐紀は、また、サラダを作り出す。店は回り始めていた。朝の時間帯から、街のカフェは回る。(以下次号)