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[留学体験記]#11PEST分析とは?SWOT分析との違いも!

こんにちは。今回は、授業で習ったPEST分析というものをご紹介します!投資家が使うものでもあったりします。

PEST分析とは?SWOT分析との違いは?

さて、よく就活生はSWOT分析を使って企業理解度を高めようとする人が多いと思います。これはStrengths, Weakness, Opportunities, Threatsという4つの区分で会社を分析することです。SWOTは内部にベクトルを向けて分析します。

一方、PEST分析は外部に向けてするもので、Political, Economic, Social, Technologicalの4つです。(個々を下記で書いておきます。)この分析は団体と外部との関係性を見極めるものです。

まとめると、SWOT分析=内部、PEST分析=外部で、Strength(強み)とTechnological(技術)が合っている場合は、その企業は社会的にも技術力で勝負するべきです。みたいな感じです。

Political (政治的要因)

これは政府や法律、業界の変化等です。例えば、数年前の経団連の「就職活動の解禁制度を無くす」というもので、ここから2つの予想が立てられます。

①経団連に所属している企業の就活の早期化

②非所属企業は早期開始のメリットを失うので、更なる早期化になる

もう少し、ビジネスに落とし込むと、米国でFacebookが独禁法違反で提訴されているなどの事実が、このPoliticalに当てはまりますし、日本政府は6Gを大阪万博会までに通常運転を目指すと提言していることで、SB等の通信企業は大きくなりそうですね。

Economic (経済的要因)

これは景気や為替、金利等、金銭に関わることが大きく言われます。特に日本だと高度経済成長期は円高だったことがこれに当たります。他にいうと、マイナス金利が発表されると…

①消費者の購買活動の活発化による、消費系企業の売上増

②銀行が投資に回せる金額の減額による、活動低下

みたいなことが予想されますね。これはわりとニュースで取り上げられやすいことが、当てはまりますし、「ニュース見ても、企業HPにも書くことがないな?」となった場合は、特に記述することはなくていいです。

Social (Cultural) (社会/文化的要因)

この社会的、かつ文化的というのは見えずらい物にはなりますので、例を多めに書きます。宗教、国のよる考え方、倫理観、教育水準、風俗習慣等です。一番これによって影響されるのは、消費者行動や、意思決定の流れを変えてしまうものです。実は、Politicalと少し近かったりもします。

例えば、日本は集団意識が強い民族なので、「みんなが買っている」というものは今後も買っていく流れがあったりします。他にはスウェーデンは自然環境に強い関心があるので、「生産過程で無駄が0で、自然に優しい!」が当てはまります。要は、「その企業が所属する国や地域の考え方と価値観とはOOで、何を大切にしているのか」

この範囲と企業の目指す方向が違うと、少し企業的にも怪しい経営に進むと思われます。

Technological (技術的要因)

これが一番わかりやすい領域かと思われますが、技術的革新はすべてこれに当たりますし、この部分が近年は一番強い要因だと考えられています。例でいうと、新技術、特許取得、商品化された技術、関心が高まっている技術で、「最近よく聞くなー?」というのはこれです。

例えば、自動運転は自動車業界を変えていますし、実際米国Teslaの自動運転車の登場により企業の株価は値上がりを続けたり、VRゴーグルで会社によってはすごい業績を上げている会社もあります。他にはカメラで有名な、キャノンは2020年で6700件近いとっしょ出願をして、3600件は取得しています。こういう企業は長く続くような商品を売っているような気もしています、

僕の正直な意見をいうと、この外部の技術的要因に日本経済はついていけてない為、GDPも順位を落としていると考えられます。

まとめ

Political=マーケット全体の規則を変化を与える。

Economic=金銭的な価値の繋がりに変化を与える。

Social/Cultural=消費者の考え方や意思決定に変化を与える。

Technological=業界や、商品/サービスに関わるスタイルに変化を与える。

この4つの面で、企業と外部との関係性を見てみると、いくらSWOTで良い結果が出ても、「あれ?5年後考えると危なくない?」や「この会社これから来るな…」とわかることもできると思います!

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