見出し画像

会議での黙り方と話し方。

*This article is based on the article from Harvard Business Review written by Allion Shapira and published on April 2nd, 2019.

日本人の文化の中には、空気を読み会話を目だけでする…そんな高度なことをこなす方が多数派だと思います。人の前で話すということは、とても難しく、特に時間の限られているときはさらに難しくなります。しかし、会議では話す人が決まっていて、なんも自分は話してないな…なんてことがあると思います。なので、ここでは、「いつ話すべきか」そして、どうすればいいのかを書いていきます!(一応、「いつ話さないべきか」も書いておきますね!)

話すとき

#1:事前に銃弾を意識する

はい。銃弾というのは、英語からの直訳ですが、意見を言った後に「その意見について…」なんて発言が来ると、銃を突き付けられたように心拍数はあがるはずです。しかし、前もって銃を向けられるのがわかっているのであれば、防弾チョッキ=なんて言われるかを意識してみましょう。方法としては、「もし、この意見を他の人が言ったら、なんて感じるだろう?何を言うだろう?」と考えてみてください。全員同じ人間です。同じことを感じるかもしれないですし、違うことが来るかもしれません。しかし、準備をしておくとまた違いますよ!

#2:「なんでここにいるんだろう?」

さて、会議などが始まったら、自問自答してください。「なぜ自分がここに座っているんだろう?」と。もし、その答えが「学ぶため」だけだったら、何も話す必要はありません。しかし、そのほかの理由の場合、例えば、総合会議にて、財務部代表としてきている、課長会議で1課の課長として、課内会議にてメンバーの一員として…これはそこに招かれた、招いてくれた上司にも仕事をするという意味で、意見を話すことをしましょう。

#3: 話す前に自信を築く

芸能人や、多くの人が使いテクニックとして、「間を開ける」というのがあります。これには、聞く準備を整えさせる、意識を自分に向けるなど多くの目的がありますが、ここでは己の自信を組み立てましょう。はて、どうやって?となりますよね。会議で、手を挙げる式や、意見を自由に上げるスタイルや色々ありますが、まずは「私の意見としては…・意見なんですが…」などで「間」を取ってしまいましょう。そこの沈黙にはなれなければいけないので、回数を重ねましょう!例えば、会議では毎回1つは意見をいう!など目標設定も忘れずに!

しかし、意見を言わないで黙る方法を知っておきましょう。これは、意見をうまく言えないのには、努力しているんだなと思われますが、意見の発言を失敗した際には、「不必要」とみなされますよ!

黙るとき

#1: 知識を共有するとき

え、それっていいことじゃないの?…違います。いいのは、「情報を共有するとき」に限ります。知識とは、自分が知っていること、情報とは相手に利益があることです。相手や物事に利益がない情報は、ただの知っていることを自慢するだけです。「これは誰の利益になるかな?」と考えて、もしいや必要ないかも…と思えば、上司に後々相談するのもありですね!

#2: ネガティブな目的

さて、これはよく日本文化にありがちなことです。日本人は意見によって、けん制、皮肉などをよくいう文化がありますが、もしこれによって相手より優位な立場になるための意見は控えましょう。これには、生産性はないですし、物事が前に進むことはないです。なので、黙りましょう。

#3: 1対1の会話のほうが良い時

さて、一斉送信のメール受け取ったときを思い浮かべて下さい。そのメールに返信します。その時、あなたは全員に返信しますか?送り主だけですか?「そんなの内容次第でしょ!」はい!そうなんです!会議での発言=一斉送信メールです。その内容について、全員に返す場合は発言をして、返さない場合は発言しないで、後々に取っておきましょう!

個人的意見ですが、日本人って「皆同じ」と思い込むことが多いと…なので、「普通はさ?」と思ってること同じだよね?と確認しながら話しているなと感じます。しかし、急に教室で質問するときには「これわかってないの私だけかな…」と不安になります。僕はいつも授業中や会議中にわからないことがあったら、誰かも聞きたいだろう!と決め込んで聞いてしまいます。「聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥」ですし!人の前でまとめて話すというのは慣れ以外にも、内容の熟成度、認知度、伝え方、間のとり方など様々なものがあります。ある大統領はあるとき、人前でスピーチをしてほしいと頼まれたときに「どれくらいの時間で?」と聞き返したあとに、「1時間話していいなら、明日にでもいいでしょう。しかし、10分だけなら1週間準備期間をください。」といったことがあります。この話が、僕はとても好きです。10分というのは、人間の集中度が15分持ち、そのうち覚えているのが半分程度といわれている中で、ちょうどいい時間だと思いますし、多くのプレゼンテーションはこの時間にまとめられます。でも、いくらの人が本当にその時間を有効に使い、伝えるという力があるでしょうか。

これがわかれば怖くない!失敗したら僕のせいにしてください!(笑)それで、「あいつのせいだ。。。次はがんばろ」と!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?