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[留学体験記]#6留学で成長した2つの力。

先に言います。「思考力」と「行動力」。

これを言語化して教わったのは、ある日本企業で3日間のインターン後の面談からでした。そこで言われたのは「君は使える社員にはなれるけど、エース級になるには足りないものがある。」でした。そして、相手を変えるには「理論×感情」の最大積だと感じています。

子供のころから両親には、「人はお前の為に絶対に動かない」と教わりました。なので、自分がすべて動くことでどうにかしてやると思っていました。しかし、今思うと、「自分」の為には動かないが、「その人自身」の為には動くってことを言いたかったのだと思います。

では、なにが成長したか、まずは「思考力」。これは本当に多くの国の人と会っていく中で、国の歴史、宗教、風習、距離感、言い方など、総合して「文化」です。そこで、相手を知ることで、相手の好きな数式、ようは論理的な思考回路を理解し、それに乗っ取ることで相手に伝わりやすくなることです。

次に、「行動力」です。ん?要はいろんなことに行動するようになった?ということではなく、これも思考力と同じで相手を知ることで、相手がどうしてほしいかをわかることで、相手の感情が動くということです。人との会話で、言葉が揃ったこと、同じ歌を同時に浮かべたこと、うれしくないですか?

これもすべて、相手と「行動が自分と同じ」ということで、感情が動くのです。

なら、どっちかでいいんじゃない?なんてことは言いません。論理的な人でも、感情が無ければ、プログラミングのロボットの方が論理的な思考ですし、逆に行動力があって、いくら感情を共感しても、「この歌元カノが好きだったんだよねー」と相手がいい、実は自分の「好きな歌手」となったら、あれ?持っている思いが違う…要はその感情に至る論理に共感できなくなってしまいます。

この2つで相手が動くことを理解したので今では、大学で本当にいい人にも恵まれていますし、「俺の家の家族会においでよ!」と呼ばれるようにもなりました。呼べますか自分の友達を元日の家族会にですよ?

そこまでの人に会えたのは、この2つの力を理解し、使うことで相手も自分も理解してくれるようになったことです。

海外に行くとコミュニケーション能力が高くなるといいますが、僕の公式は「コミュ能力=思考力×行動力」です。

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