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[留学体験記]#13英語が話せるようになるまで…(後編)

さて、最後に大学時代です。実はここで一番苦労していました。

EAP時代(大学時代少し前)

留学してすぐには大学には入学しませんでした。実は、EAPと呼ばれるところにいました。English for Academic Purposesです。

EAPとは、英語をまだ大学レベルまで学べていない人が行く場所で、3か月を1学期として勉強をすることができます。僕は3月の高校卒業から9月の入学まで時間があったので、慣れることを目的に入りました。そこの授業は特に高校時代と変わらず、英語もわかっていました。なので、これくらいで終わりますね。

大学時代

入学してすぐの授業は正直言うと、何を言ってるかわからない!という状態でした。理由は、今まで話す側が気を使っていたのが、先生はお構いなしでした。なので、ここでは慣れが必要でした。やったことは3つです。

①授業の予習をしっかりとする

=>授業の全体像を掴む

②先生から聞こえた単語を事細かくノートに書き落とす

=>教科書と同じ単語があったら授業が今どこに進んでいるのかわかります

③先生と授業外で話す

=>先生の話し方に慣れたり、聞き逃したことを聞く

の3つでした。これは今でもやっていますし、大学4年間やります。大体これを集中的にすることで、1か月かそこらで授業には支障がありません。しかし、友達と話すことはいくつか弊害があります。

①ジョークがわからない、というか面白くない

②子供時代の話は全くついていけない

③言い回しが教科書通りじゃない

の3つでした。①は簡単に言うと、笑いのツボが違いました。今は、慣れてきましたが、初めは、何が面白いんだろう…とよく思っていました。②は大学生で、日本だと「イナズマイレブンはやったよね!」とか「遊戯王!」となりますが、カナダでは僕の子供時代ではないので、その話についていけず「わからないよね!」といわれてました。まぁ諦めてました

最後に③ですが、これが留学生の鬼門かと思われます。一般の大学生なので、教科書通りの母国語なんてありません。僕も教科書通りの日本語なんて話しません。「今日のご機嫌はいかかですか?」ではなく、「今日どんな感じ?」です。なので、これに慣れることが一番大変です。他にもスラングと呼ばれるモノにもかかわってくると思います。

スラングに関しては、地域性もあるので、これはもう慣れてしまってください!!!

これが僕が英語を話せるまでです。正直、このレベルになっても「まだまだ話せないなぁ…」と思いますが、授業でも成績をとれて、友達と遊んでる時も問題がないので、まぁ良いレベルにはいるのかなとは思っていますし、大学4年間も過ごして、このレベルまで自分がいなければ今までの時間なんだったんだとなるので(笑)

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