マレーシアのローカルフード「ロティ・カウイン」

2019年10月21日 11:12

ロティ・カウインって聞いたことがありますか？
ロティはマレー語でパン、カウインは結婚を意味します。

さて、写真からも分かるようにパンなのですが、一体何と何が結婚するのでしょうか？

カウインの中身は？

バターとカヤジャム、バターとピーナツバターなど2種類を挟んだ（結婚した）パンのことなんですよ。

せっかく東南アジアに来たら食べたいのがカヤ。「カヤバター」でも通じますが、このカウインを使った表現が気に入ってます。

バターは誰でも知ってますが、カヤは知らない人もいるでしょう。

実際、私もマレーシアは何度も旅行してますが、コタキナバルに住むまでは知りませんでした。

カヤジャムの原料は、ココナッツミルクと、卵をペースト状にしたものです。
マレーシア、シンガポールで食べられることの多いカヤは、東南アジアらしく砂糖もたっぷりです。

色はおうど色です。

ニオイタコノキの葉の量と、糖分のキャラメル化の程度に依存して色が決まっている。

のだそうですよ。

マレーシアはこれに蜂蜜が入っていることが多いです。

蜂蜜の産地としてもサバは有名なんですよ。

スーパーでも売られているカヤですが、値段に比例して味も良い気がします。

コタキナバルのおすすめは、福源のカヤジャムです。

小さなプラスチックカップに入っていて、RM3.5です。
防腐剤の量も少ないのではないかと勝手に思ってます。
美味しいうちに食べるには、このくらいの量をこまめに買うのがいいですよね。

とにかく甘いです。
そして、バターに蜂蜜ですから、パン1枚でもかなりのカロリーなんですよ。

ハマると美味しくていくらでも食べられるのですが、飽きる味でもあるので、
たまーにコピ・クダイで注文するくらいが良いかもしれません。

もちろん、福源（Fook Yuen）でも食べられます。