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自己肯定感を高める”show and tell”

Y1の次男のクラスで行っていたshow and tell.
なにやら自己肯定感を高めるということで、日本でも話題になりはじめてるようです。

Show and tell、その名の通り、見せて話すのですが、なにを?どんな風に?と思いますよね。

次男のクラスで行っていた様子を紹介します。

学校におもちゃを持っていかなきゃ!

ある日、帰宅するなりおもちゃを物色し始める次男。
手に取ったのは当時お気に入りだったスパイダーマンの人形。
これを鞄に入れて翌日登校しました。

日本の学校では、学校におもちゃってタブーですよね。
それを持ってこいとは半信半疑でしたが、翌日は本人ご満悦で帰宅。
どうやら、ホームルームの時間に自分のおもちゃを紹介したようでした。

on lineでのshow and tell

on line classの時に、このshow and tellを見ることができました。
自分の気に入ってるもの、見せたいものを各自用意し、それに対してプレゼンテーションします。

これは◯◯に買ってもらった◯◯です。
気に入ってるところはこんなところです。

6歳児なのでこの程度です。
プレゼンが終わるとそれに対して質問ができます。
第一声はいつも『いくらでしたか?」でした。
買ってもらったおもちゃの値段を知ってる子はそうそういないので、分からないことが多かったですが、
ここで大事なのは、質問をする、それに答えるというやりとりです。

これは先生も混ざります。
先生は自分で購入したものも多いし、物の値段が分かるので、だいたいいくら位よ、と質問に答えてました。

なぜ自己肯定感?

こんなので自己肯定感って育つものなのか?ですが、子どもたちはshow amd tellが大好きでした。
明日のホームルームは何したい?と聞かれると9割の子がshow amd tellと言います。
なぜでしょう。
show and tell って自分が話す時間がもらえるのです。
その時間は誰にも邪魔されず、自分が友達に見せたいものを紹介できるのです。

友達の気に入ってるものに正解も不正解もありません。
その子が好きなものですから。
プレゼンが終わると、聞きたいことや感想=フィードバックがあるのです。

話を聞いてもらえる

これだけで自己肯定感って育って事ですよね。

プレゼンテーション力

自己肯定感だけではありません。
説明するには、話すことを考えないとなりません。
いつ、どこで、どんなふうに 購入したのか
気に入ってるところはこんなところで、これをみんなに見せたい

文書を構築する力も必要となります。

プレゼン能力ってこうやって培っていくのだろうと感じました。

その後、日本の公立校に転校した次男。

転校の自己紹介をなんと5回も追加で行ったそうです 笑

自己紹介が終わり、では次にお友達の番ですと人の自己紹介を聞きながら
「僕ももう少し話したいです」を5回も行ったのだとか。

これって人前で話すことに全く抵抗がないってことなんでしょうね。

何かについて紹介する、感想を述べる、
難しく考えず、身近なおもちゃやお菓子から初めてみてはどうでしょう。

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