明治中期、局紙の一大産地への歩み (印刷局と越前和紙の関係を悲劇談から紐解く)【越前和紙】第2回
みなさま、こんにちは。
株式会社 山路製紙所の山路勝海です。
「越前和紙の歴史や奥深さを知ることの楽しさをみなさまと共有し、次の世代へ継承する!」を目指して連載している本コラム。第2回は、第1回に登場した「印刷局」に関連するテーマを引き継ぎ、『明治中期、局紙の一大産地への歩み』について、印刷局と越前和紙の関係を悲劇談から紐解きながら、みなさまと一緒に考えていきたいと思います。
1.今回のテーマについて 局紙(きょくし)とは越前和紙の品種のひとつで、主に賞状/証券用紙/名