見出し画像

イブン・トゥールーンモスクに行ってきた話

軽い歴史

トゥールーン朝の創始者イブントゥールーンにより創設されたモスク。完成は879年。

トゥールーン朝の首都カターイーに位置する。641年にアラブ人による征服が行われてから、首都は南西のフスタートであったが、イブントゥールーンはこのカターイーの地に宮殿などを築き行政の中心地とした。

人口の急増化にモスクのキャパが追いつかない+権力を示したい為政者のエゴによりできあがったのがこのモスク。

建築の特徴としては、アッバース朝の首都(892-942まで)現イラクのサーマッラーの様式が用いられている。要は石ではなく焼きレンガを使ってるのが珍しい。

入り口はここ。ちょっとわかりにくくて歩き回るかも笑
中庭の様子。広い。
装飾が美しい。
どこの世界でもモスクと猫は映える

アクセス

地下鉄saad zaghloul駅もしくはsayeda zeinab駅から徒歩25-30分。
saad zaghloul駅の方がちょっとだけ近いです。

旧市街のかなりローカルな細い道を歩いて行くので、個人的にはかなり面白いですが、不安な方はuberで行きましょう。タハリール広場から約15分です。(ドライバーが迷う可能性大😂)

有名な螺旋ミナレット。モスク入り口のおじさんが持ってる寄付ボックスみたいのにお金を払うと登れます。
入り口を右側に進んで一回左折。ちなみにおじさんに会わずとも行けます、、、
ミナレット入り口
ミナレット頂上からの景色。
屋根の上の木とかどこから置いたんだろう。
ミナレット途中から見下ろすモスク。対称的で美しい。

料金

入場無料。(寄付は求められる)
ミナレット入場無料(寄付は求められる)

それぞれ100LEとかでしょうか、、
箱には200LEが大量に入っておりサクラなのかなんなのかわかりません笑
自分の気持ちと懐事情に合わせてください。

確か入る時に靴を脱がなきゃいけなくて、靴下保護のビニール袋を20LEとかで買えます。(言い値)汚れが気にならない人、中庭を歩く予定がない人は買わなくても大丈夫です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?