TEAPは難しい?難易度と280点&300点のレベル
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大学受験の制度が変わり、多くの人が受験するようになったTEAP。
TEAPがどれくらい難しい試験なのか、難易度を正確に把握できていない人も多いでしょう。
ここでは「TEAPの難易度」と「スコアの基準」、「TEAPの対策法」について詳しく解説していきます!
★この記事の信頼性
→筆者は偏差値40ほどから早稲田大学に合格し、受験の講師として長年、受験や英語を研究しています。TEAPなど4技能試験の問題も研究して、最新の情報をお伝えします!
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TEAPとはどんな試験なのか
TEAPは1年に数回のみ実施され、自分で申し込んで、近くの会場まで足を運んで受験する形になります。
リーディングだけでなく、リスニングやライティングの試験、そして面接を受けなければいけません。
一般的にリーディングがメインとなる一般入試とは、形式が大きく異なります。
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TEAPは難しい
TEAPは基礎的な問題から、受験レベルを超える内容まで、幅広く出題される傾向にあります。
単純な比較はできませんが、試験の難易度だけでいえば、早慶上智や難関国公立大学と同等か、それ以上に難しいです。
特にリスニングは後半になるにつれて難易度が上がり、日ごろからトレーニングをしていない人は、全く聞き取れないでしょう。
単純な難易度もそうですが、スピーキングやライティングの本格的な対策もしなければいけませんから、勉強時間の面でも苦労することになります。
あまり英語をきちんと勉強してこなかった人、リーディングだけを勉強してきた人が受験すると、スコアは相当低くなってしまいます。
半端な対策で受験をして、ある程度のスコアが取れるほど易しい試験ではないということは、頭に入れておいてください。
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難問・奇問は少ない
一方で早稲田や慶應の入試で出題されるような、ひねった難問・奇問はほとんど出題されていません。
大きな機関が高校生向けに統一のテストを作っていますから、「この答えはおかしいんじゃないの?」というような意見が出るような、複雑な問題は出題しにくいからでしょう。
純粋な英語力が問われる試験なので、頑張った分だけそのまま、スコアに反映されます。
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TEAPのスコアの基準
大学受験生は300点以上のスコアが取れれば、かなり上位に位置しています。
一般入試でいえば早慶合格レベル、偏差値70以上のラインです。
MARCH合格レベルは220~260点ほどが、大まかな目安です。
実際にこれくらいのスコアが取れていれば、外部試験を利用した入試にも挑戦できることが多く、有利に戦えます。
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TEAPを受けると
有利になる?
「TEAPを受ける=入試で有利になる」と考えている人もいるようですが、これは間違いです。
TEAPで一定の得点を取れば、「一般入試でもそれ以上の得点が取れる」と認識されるからこそ、英語の試験が免除になったり、加点されたりするんです。
逆に言えば一定の英語力が身に付いていれば、一般入試でも合格点を取ることができます。
志望大学・学部で4技能試験の受験が必須でない場合は、リーディングに特化した一般入試向けの勉強をした方が、合格点に到達するスピードは速いです。
リスニングやライティング、スピーキングの対策もするとなると、英語の勉強にかける時間がかなり多くなってしまいますからね。
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TEAPの対策法
TEAPが必ず必要という人以外は、TEAPはあくまでサブの試験として考えてください。
TEAPに向けて4技能を鍛えることに時間を使いすぎてしまうと、一般入試の英語以外の教科の勉強時間が少なくなってしまう可能性があります。
あくまでゴールは「志望校に合格すること」ですから、そのために必要な勉強に取り組みましょう。
TEAPの対策としては、「日ごろの勉強に、音声や記述を取り入れた勉強を増やす」ことが効果的です。
例えば英単語を覚えるときに、音声を聴いて音読して、紙に書いて暗記していけば、それだけでライティングやリスニング、スピーキングの対策になります。
英文法もただルールを学ぶだけでなく、正しいルールに沿って自分で英文を書いたり、話したりしてみてください。
余裕がある人はオンライン英会話などにも取り組んでおけば、スピーキングにおいてはかなり有利に戦えます。
TEAPは直前の対策でどうにかなる試験ではなく、「鍛えた英語力を測定する試験」ですから、毎日の勉強を大切にしてください。
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TEAPの解説まとめ
それでは最後に、ここまでお伝えした内容を復習しましょう。
TEAPは基礎~応用的な内容まで出題されますが、4技能全てを対策しなければいけないことを考えると、早稲田や慶應と同等か、それ以上に難易度の高い試験です。
300点以上取れればかなりの高得点ですが、時間がない人はTEAPよりも一般入試に特化した対策をしてください。
TEAPの対策は日ごろから4技能をバランス良く鍛えることが大切で、テクニックで乗り切れるものではありません。
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