古文/古典の読み方と解き方のコツ!模試や共通テストを読む勉強法
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文系の受験生は古文を避けて通ることはできませんが、「古文が読めない」と悩んでいる人はとても多いです。
私が受験生の時も最初は、易しい古文も全く読めず、どうしたら良いか全くわかりませんでした。
そんな私も「古文の勉強法」を研究したことにより、日本で一番古文が難しいとも言われている、早稲田大学の古文を攻略して合格することができました。
ここでは「共通テストや早稲田大学の古文の読み方」を詳しく解説していきます!
★この記事の信頼性
→筆者は偏差値40ほどから早稲田大学に合格し、受験の講師として長年、受験や英語や国語を研究しています。古文が大の苦手なところから、早稲田大学に合格した経験から、貴重な情報をお伝えしていきます!
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古文を読むための3ステップ
古文を読めるようにするためには、3つのステップに沿って勉強を進めていくことが大切です。
①単語と文法を勉強する
②知識を読解に活かす
③ひたすら過去問演習
①単語と文法を勉強する
古文は大まかに分類すると、「単語」と「文法」の知識が必要になります。
英語も単語と文法を覚えていないと、英語の文章が読めないのと同じで、古文も単語と文法の知識がないと、読むことができません。
英語はあまり勉強していなくても、常識として知っている単語や、中学校の時に学んだ知識がありますので、なんとなく読めることもあるでしょう。
しかし古文はゼロからのスタートになりますから、あまり勉強せずに古文を読むと「全く読めない」という状況になってしまいます。
ここで「自分は古文のセンスがない」などと投げやりになってしまう人がいますが、勉強してなければ古文が読めないのは当然のことで、「勉強不足だから反省して、もっと頑張ろう!」という考え方に変えてください。
おすすめの参考書
単語や文法の暗記は、「必ずしもこれがおすすめ!」というものは無く、自分に合ったものを選ぶことがとても大切です。
例えば「古文単語ゴロゴ」はゴロで覚えられるのでとてもスピーディですが、ゴロ暗記が苦手な人には向いていません。
どの古文単語帳、文法の参考書でも必要な情報はインプットできますから、書店に行って中身を見て、「この参考書で勉強したい!」と思えるものを選びましょう。
ただでさえニガテ意識を持ちやすい古文ですから、モチベーションが上がるような参考書を選ぶことも、勉強のコツの1つです。
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②知識を読解に活かす
ある程度の知識を覚えてきたら、読解へと活かしていきましょう。
「完璧に単語や文法を覚えてから」と考えてしまうと、どんどん読解のトレーニングが後回しになってしまうので、並行で進めてください。
まずは単語や文法を、古文の中で演習できる参考書からスタートします。
おすすめは「古文上達 基礎編 読解と演習45」。
この参考書は古文の参考書の中でもトップクラスの評価で、私も受験生の時に勉強しましたが、大きな力になってくれました。
実践的な古文の中で、入試に近い形で文法や単語のアウトプットができるので、とても効果的です。
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③ひたすら過去問演習
古文の知識をインプットして、実践で使えるようになってきたら、過去問演習へと入りましょう。
ここまでの勉強だけでも、レベルによっては合格点が取れるケースもかなり増えてきます。
一方で古文が難しい大学・学部ですと、まだまだ足りないと感じる人も多いはずです。
「自分の弱点」や「足りない部分」を明確にして、その部分を補強することにより、合格点に近づけてください。
補強が完了したらまた新しい過去問を解き、新たな課題を見つけて、また補強するというサイクルの繰り返しです。
このサイクルを1回でも多く繰り返していけば、得点もより多く稼げるようになっていきます。
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具体的な古文の読み方
ここまでは古典を読めるようにするためのステップをお伝えしていきましたが、具体的にどう読めば良いかについても解説していきます。
古文はあまり難しく考えすぎずに、「現代文と同じ感覚で読む」のが軸となっています。
1つ1つ文法を全て考えて読んでいたら時間が足りなくなってしまいますし、正確に訳すことに一生懸命になりすぎて、古文の内容が理解できなくなってしまいます。
現代文のように読み進めていく中で、上手く読めない部分だけ立ち止まって、知識を使って正確に訳していきます。
それでも訳せない部分は文脈をヒントに「推測」することで、補っていきます。
つまりまとめると「現代文と同じように読み、難しい部分のみ立ち止まって読み、それでもわからなければ推測」という形で読み進めていきましょう。
1つでも多くの古文を読むことで、古文を読むことに慣れていき、少しずつ力が伸びていきます。
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古文/古典の読み方まとめ
それでは最後に、ここまでお伝えした内容を復習しましょう。
古文は「①単語と文法を勉強する」「②知識を読解に活かす」「③ひたすら過去問演習」の順に勉強を進めていきます。
具体的には現代文と同じ意識で読み進めて、分からない部分を推測するという流れです。
古文はとにかく慣れないとニガテ意識が抜けませんから、演習を繰り返すことが大切です。
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