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すべての悩みから解放する思考法

どーも、まさきです。

「人間の悩みはすべて対人関係の悩みである」

この言葉を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。
大ベストセラー作品の「嫌われる勇気」に出てくる一文です。

学校でも職場においても、もしくは家庭においても人間は一人では生きられません。

動物園の猿山を見たことがある方は多いのでは無いでしょうか。ボス猿がいて、他のオス猿には強さの序列があります。ボス猿が弱ってくればクーデターは可能ですが序列が下の方が猿が、劣等感にさいなまれて悩んでいる姿を見たことがありますか?そんな姿見たことありませんよね。ボス猿が強力で、序列がガチガチに決められていれば、他の猿と比較することもなく、対猿関係に悩むことはないのです。
対、人なるとそうはいきませんよね。
職場では役職による序列があります。しかし会社を出たらただの人です。
クラスの成績優秀者が、体育の時間に跳び箱が飛べないことで、体育会系の人に笑われるかもしれませんが、悩む必要はないのです。
人は人、自分は自分と考えることができれば、落ち込まないし悩みません。落ち込まなし悩まない人、ある意味最強の「無敵の人」になるにはどうような思考法は良いのでしょうか?

問題は自分の世界観にある

座右の銘はなんですか?譲れない事って、何ですか?と聞かれて、即答できますか?即答できる人は、自分の中に強固な芯が一本通っているので、他人の言葉や行動に影響されることがありません。ふわふわとした世界観・価値観で生きていると流行り物には流され、他人の生活にあこがれ自分の人生なのに、他人の世界観・価値観で判断して生きてしまいます。まずはこの思考のパターンから抜け出す必要がありますね。自分の人生を自分の手に取り戻すために、あなたの座右の銘と譲れない何かを書き出してみましょう。正面から自分と向き合い、自分の信じる最善の生き方を選びましょう。答えは自分の心の中にあります。

自分の意見をはっきり言う

がっこうや職場の仲間との会話の中で、自分の本心を押し殺していませんか?日本人は特に本音と建前の使い分けが上手とされています。「はっきり言ったら嫌われてしまう。。。」と誰からも嫌われないように、差し障りのないことを言うのは得意ですね。職場では仕方ないのかもしれませんが、仲のいい友人とはそんな薄っぺらい会話しませんよね。アドラー心理学では「自由に生きることは、他者から嫌われること」と言います。対人関係で傷つくことを恐れない、いい人をやめることが重要だと説いています。他人の評価を気にしたり、他人の期待の応えようとする必要はありません。友人があなたから離れていっても気にする必要はありません。友人や知り合いの数に価値は無いからです。真の友人との、関係と距離の深さが重要なのです。

過去ではなく今そして未来

今の状態は、過去の経験や環境で決まったと思いますか?「トラウマが。。。」とか「育った環境が。。。」とかすべて外的要因であり、自分は被害者だと思ったりしていませんか?アドラー心理学では「トラウマや過去が問題ではない」と否定します。厳しい現実と向き合うことができない、みたいに向けて行動を起こさないのは、現状維持の方が楽だからです。過去ばかり振り返っても意味はないのです。今、この瞬間をどう生きるか、そして今の自分よりも未来に向けて、一歩前進できるかどうかに価値があるのです。

劣等感は思い込み

ツイッターやインスタなどのSNSの1つぐらい皆さんもアカウントを持っていますよね。「いいね」の数を気にしていませんか?インスタ映えを意識して行動していませんか?SNSを通して他者と簡単に、気軽につながることができるようになりました。その反面、「いいね」の数、言い換えれば承認欲求に振り回されるようになりました。そして「いいね」の数の少なさに、劣等感を感じたりしていませんか?アドラー心理学では、私たちを苦しめる劣等感は「客観的な事実」ではなく「主観的な解釈」といいます。インフルエンサーと「いいね」の数を比べる必要はありません。あなたの投稿に「いいね」と言ってくれた人がいることに、感謝しましょう。そしてSNSの外の世界の、他のコミュニティ、趣味のあるマリやジョギング仲間など、自分にとって劣等感を感じさせず居心地の良い、リアルな場所を作りましょう。

「人間の悩みはすべて対人関係の悩みである」

もしあなたの周りの人間が実は宇宙人で、言葉は通じないし常識も通じないとしたら、お手上げですよね。そう考えれば他人、いや宇宙人に期待することが無くなります。人間関係も同じです。他人の存在や意見が認めるけど、他人をコントロールしようとしない。自分がコントロールできないことで悩まない。そう考えればもっと気楽に生きられると思いませんか?自分を変えることができるのは、自分しかいないのです。是非「無敵の思考法」を実践して見てくださいね。

それでは、また!

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