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実写ドラマ「フォールアウト」シーズン1

原作の「Fallout(フォールアウト)」は史上最高のゲームタイトルのひとつとして知られる作品。核戦争が起きてから200年後、ほとんど何も残っていない世界で富裕層と貧困層との格差は浮き彫りとなっていた。

贅沢な核シェルター「Vault 33」で暮らしていた穏やかな住民たちは、ある日、放射能に汚染された地獄のような地上に戻ることを余儀なくされる。そして、そんな彼らを待っていたのは、信じられないほど複雑で、奇妙で、そして非常に暴力的な世界だった……。

製作総指揮は、鬼才クリストファー・ノーランの弟、ジョナサン・ノーランとリサ・ジョイ。ジョナサン・ノーランは第1話~3話の監督も務めている。また製作総指揮/脚本にはジェニーヴァ・ロバートソン=ドウォレット(「キャプテン・マーベル」)とグラハム・ワグナー(「シリコンバレー」「ジ・オフィス」)も参加している。

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ヒロインの顔が印象的で、どこで見たかなーと思ったら、エラ・パーネルさんでした、キック・アス ジャスティスフォーエバーのドルチェですね。あと、ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたちのエマ。

fallout4を死ぬほどやった私の観点からですと、最高の完成度の高さです、これ以上無理でしょうってくらい作り込んでいます。そんなにえげつないとは言えないけれど、暴力描写や残酷描写もゲームの世界観を損なわない程度には魅せてくれるのでありがたい。
falloutの持ち味でもあるので、そこが温いとfalloutじゃなくなりますから。全体的にセットっぽさや合成感はあるものの、ドラマでこのレベルは納得する以外に選択肢が無い。

地味に驚きの俳優さんも登場するのも嬉しい。

主人公一人で物語が進むわけではないのはオムニバスっぽくて良いなと言う感覚がある一方、頭の切り替えをするのが面倒なのもある。わかりやすく言えばウォーキングデッドみたいな感じですね、どこかでつながるんだろうなって印象付けられるけれど、観やすいかどうかは人を選ぶ。

取り敢えずゲームのfallout経験者なら即理解できるし、世界観に冒頭からどっぷり入れるけれど、ゲーム未経験者にとってはハテナも多い不親切さはあると思うなぁ、これから語られるのであろうとは思うけれど、このままの姿勢を貫くのであれば、ゲーム経験者へのプレゼントでしかないかも。

私はこのままで最高ですけど。

fallout4の経験者としてはこのシーズン1、満点です。

そしてヒロインの日本語吹き替えが大好きな『沢城みゆき』さんなので、満点プラス満点です。

Vaultの扉を開けるわくわく感はゼロですね、これは戴けない。経験者ならその意味が分かると思います、こうじゃない。

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