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龍が如く7外伝 名を消した男

あと何を失えば、大切な人を守れるのか

桐生一馬の視点から描かれる、空白の物語

愛する者たちを守るため自分の死を偽装し、人生を捨てた伝説の元極道、桐生一馬。今は、かつて日本のフィクサーとして暗躍した「大道寺一派」という組織に身を寄せ、その秘密エージェントのひとりとなって、時折任務を与えられている。大道寺以外の人間にその生存が知られることは決して許されない。二度と日の目を見ることのない飼い殺しの日々。だが……、その静寂を破ろうとする存在が桐生のすぐ近くへと迫っていた。

購入前にエージェントスタイル等を観て、正直『だめだこりゃ』と思っていたのですが、まぁお祭りみたいな感覚でやってみると意外にこの戦闘も楽しかったりもする。

それよりも物語がとても良くて、7とリンクする部分も多く、あ!なるほど!がたくさんあってとても楽しかった。
闘技場でもあっと驚くあのキャラクター達が参戦!
桐生さん最後の作品らしく、総決算の様なクライマックスも最高だった、ゲームで久しぶりに心が沸騰した。

そして涙を我慢できなかったラストシーン。
ゲームのCGでキャラクターの泣き顔で、鼻水を表現したのは初めて見た、私も漫画を描く時は泣き顔をぐちゃぐちゃに描くのだが、間違いではなかったって思えたシーンだったなぁ。

薄っぺらいとの評価も多いが、個人的には納得できる作品だったし、敬意を持ってありがとうどざいましたと言いたい。

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