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雨の夜の指定席

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#ロッキー

ロッキー5

ここで一気に方向転換。 ネタ切れと思いきや、こうきたか!と言う展開で楽しませてくれる。家族との絆を描きつつ、戦いについてもキチンと語ってくれる。そしてまさかの反旗を翻した弟子、鬱陶しいプロモーターの策略、バカな義理の兄、てんやわんやの展開ですが、ロッキーが素直で良い人でバカはするけど反省もする、でも熱くなったら止められない、人間臭くて嫌いじゃないんだよねぇ。 5ともなれば大分物語の作り方も変わってきてますね、ごったごたしているけれど、どこかライトと言うか楽観的と言うか、時代

ロッキー4

今作もとんとん拍子が止まらない展開。前半でハルク・ホーガンが出てくるのはテンション上がるけれど、何かにつけて一生懸命さにエンジンがかからないスタローンに毎度毎度イライラする。強い男なのだがウジウジしたりスネたりめんどくさい。 ボクシングシーンも今作はあっさりで、何で倒せたかみたいなものがない逆転劇。例えばドラゴには癖があるとか、機械トレーニングでは身につかない何かがロッキーにはあったとか、わかりやすい理由があればいいのに。 だんだん面白さが下降してゆくこのシリーズ。 さぁ

ロッキー3

王道の物語展開過ぎて逆に感動が全くない3作目。イイ話しなんですよ、だけど都合よく流れ過ぎちゃって普通に観終わってしまう。と言っても4ㇸと続く大事な物語なので3を観なくては4は語れない。 ロッキーシリーズは次の回で前回までのあらすじと言わんばかりの軽いプロローグがあるからいいよね。 試合シーンは2に比べたら迫力不足、引きが多くてアップは顔ばかり、カッコイイスーパースローも無いので、良く言えば試合中継を観ているようなのですが、映画としてはドラマチックさが少々弱かったなぁ。 回

ロッキー2

一作目同様に生き様が強めに描かれていますが、一作目よりも感情が入ってしまいます。アポロとの死闘で一躍有名人になったが、戦う事をしなくなったロッキー、その理由は様々なのですが負の連鎖がロッキーの生活を苦しくして行く。しかしエイドリアンの一言で一気にベクトルがアポロへと向き、闘志をむき出しにして行く。 試合シーンは前作よりも長く、スローも多用してより観やすくドラマチックで迫力の演出が盛り上げてくれます。難点を言えば反撃が早すぎると言いますか、切り返しが早いと言いますか、ためてた

ロッキー

前半はロッキーと言う男の説明がとにかく長く、これってボクシング映画じゃないの?って不安になるくらい一人の男の生き様が描かれる。だからこその試合シーンの熱さを感じられる、いや、前半でため込んだフラストレーションを爆発させてくれると言ってもイイ。 何十回何百回も観たであろうこの作品、Amazonプライムで解放されていたのでまた仕事しながら観たのですが、仕事どころじゃないわけですよ、そしてあの曲と見事にリンクしていて観るたびに心が震えて涙が出ます。 映画観て奮い立つなんてことは