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雨の夜の指定席

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#ホラー

ストレンジ・ネイチャー

物語が動くまでがやたら長いのだけれど、その長さもそんなに気にならないほど興味を持てました。 いわゆる社会派とでも言うのでしょうか、環境汚染や寄生虫やで生態系がおかしなことに… 単なるパニックホラーと思いきや、人間の嫌な部分をしっかり描いていたりするのでしっかりと見れたのだと思います。クリーチャーも丁寧に作られていますね、ホラー全盛期のCGの無い時代を懐かしく思える感じです。 あぁそれだ、懐かしのホラー感が強いから楽しかったんだ。

パラミドロ

スリリングでありながらコミカル。 意味ありげな伏線あるのにほったらかしで回収もない。 そんなのが許せるなら楽しめるかと思いますけど、全体的に画面の動きがもっさりで、痴話げんかも永遠なんじゃないかと思うくらい続く。 なので眠くなるのは否めない。 ファーストコンタクトも雑過ぎる、でも逆にわかりやすくて気持ちいい。 卵入れ忘れたチャーハンみたいな感じですね、 割と入ってなくても気づかず食べれる、悪くはない。 でも華が無いから良くはないって印象。

百奇夜噺

各お話で監督が代わり、9話楽しめます。 が、正直全9話同じ監督だったとしても違いがわかりません。 どれもこれもイマイチ微妙で100分は長くてしんどい。 惜しいんですけどね、ちょっと怖いと言う観点がズレてる気がしました。

ホテルレイク

終始怪しげだが、目立った恐怖は何も起きない。 ダラダラしてテンポも悪い。 こんなにオカルトで引っ張ったのに結局それ?え???? ってなっちゃう。 怖いのは人間って言いたいの? だったらテンポよくもっともっとイカレた演出して行かないと、 これでは睡眠導入剤にしかならない。

M3GAN/ミーガン

楽しみにしていたので、情報を断っていた作品。 ただ服を着ただけで似てもいないしデカいという訳の分からないミーガンのコスプレがXに出てきてうんざりする日々を何とか乗り越えて、やっと観る事が出来ました。 ちゃんとホラーしてましたね、AIチャッキーとはまた違う怖さの演出がとても良かったと思います、これは日本語吹き替えで観たら笑っちゃうんだろうなぁと感じた。 物語は単純でわかりやすく、AIが徐々に暴走して行く様を丁寧に描いているけれど、CPU関係に興味ない方は専門用語も出てくるの

スイート・マイホーム

斎藤工さんが監督として製作したホラー作品。 ずーっと薄暗い『雰囲気映画』です、何か起きそうで起きない、見えそうで見えない、引っ張って引っ張って見せない、手法で言えば昭和のホラー。 とは言っても齋藤さんはドラマや映画をたくさん見てるし、実際出ている人だからカメラワークは良い、変に変わったアングルを狙って面白くなったりしておらず、顔のアップ→目が何かを見る動きをする→見た物はスマホだよみたいな感じでカットカットでわかりやすく演出してくれていると言うか、漫画のコマ割りの様で観やす

壁女

ホラーのジャンルだが全然ホラーじゃない。 発想は新しいと言うか面白みはあるけれど展開がつまらない。 好きな人にはハマる作品じゃないかな。

デモンズ

ひっさしぶりに見ました、今見ても傑作ですわ、あちこちに違和感のある映像、『は?』な展開、変なところだらけ、なのにロックのノリでゴリゴリと手を引いて前に前に連れていかれる感覚、最高に気持ちがいい。ヘリが落ちて来たり、ラスボスかと思っていた男がゴミカスな弱さだったりと、グダグダな展開も微笑ましく、それでいて年代を感じさせるが色褪せないオチ。 どれをとっても後世に残すべきシーンで、愛に溢れている。 これぞホラー映画!万歳!

グレイトフルデッド

予告を見て『これは当たりだ』と直感した作品。 若干あちこちで見たような展開ではあるものの、全体的に退屈はしなかった、ヒロインを演じる滝内公美さんの笑顔が前半はとっても可愛らしいのですが、その笑顔が一気に狂気へと変わるのが凄まじかった。 しかしながら、邦画でこの手の展開はあるあるですよね、日本人が好きな流れなのでしょうか、それっぽく臭わせた文学的な始まりに社会的な風刺と言うかそう言うモノを混ぜ込んで始まるスタイル。そしてあらぬ方向へと転がってゆく。嫌いじゃないけどあまりに多い

NOPE

スタートは「必要か?」と思う程ダルいので、話しが動き出すまでに耐えられない人が現れるかもしれない。 事実がわかってくると途端に恐怖も感じてくるのですが、それを遥かに上回るワクワクが鎌首を擡げてきます。 『見上げてはいけない』 なぜ? みんな大好き未知との遭遇ですよ!控えめに言って最高です。 BGMがめちゃめちゃ怖さを煽るのですが、チェイスシーンは一昔前のヒーロー映画の様なダサカッコ良さ!なんなんだろう、何と言えば良いかわかりませんが、面白さが後半にグイグイ伸びてくるん

RUN/ラン

なんだろう・・・なにかがおかしい・・・ ずっとそんな展開でスリリングに恐怖が進行する。 ゾゾゾとドキドキがずっと続く。 外との接触を不自然なまでに遮断された家、そしてその部屋に娘を閉じ込める母親、一体何のために?娘を愛すればこそなのか?すべては娘の為、あなたは弱い子だからお母さんの側に居なきゃダメなのと言わんばかりに。 やがて主人公が知ることになる出生の秘密。 母親が娘に飲んではいけない薬飲ませていた理由。 監禁して家から出さない理由。 ツッコミどころは多々あるものの、

ゾンビ・ホロコースト

グロもしっかり作り込まれていて悪くないのに、残酷シーンにボカシが入ってしまってて覚めっ覚め。 折角のB級の頑張りも台無しですね、どうしてこういう事するんだろう、ボカシありって表示してくれないかな、だったら最初から見ないのに。 作品としてはゾンビに恋も盛り込んだコメディなので、飽きずに見られると思いますが、少々展開が遅いのでダレは感じますね。 悪くはないですがボカシでアウトです。 【Amazon Prime Video】

人造人間13号

惜しい! 悪くないけど失速しちゃうのが勿体ない。 勢いよくゴリゴリいって欲しかったのだけれど、 結局はチマチマと狭くて小さな追いかけっこになっちゃう。 古臭さもチープさも悪くなかったのだけれど・・・・。 ジャケット写真も最高なんだけれどね。 【Amazon.Prime Video】

白く濁る家

45分と言う観やすい時間の中でのホラーなのに、じっとりじんわりな展開だから、観ている方としてはちゃんと終われるのかと心配になる。 物語としては、身近な人間が狂ってると言うか壊れていると言うもので、日本の犯罪史にも何度か登場していますね。 とある儀式を行うシーンがあるのですが・・・ 『え?一発で?それが成功するの?神じゃん!』 ってレベルの儀式に成功するのです。 これは流石に苦笑いしちゃいます。 ただ、このジャケット写真なのかポスターなのか、これは本編を見てから改めて見