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雨の夜の指定席

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2023年9月の記事一覧

ミスター・ガラス

シャマラン監督の地味地味スーパーヒーローのお話最終章。 「スーパーヒーローは実在するのか」をテーマに日々研究する精神科医がフィラデルフィアの施設に『自分は特殊能力を持っている』と信じる3人の男性が集めるわけですが。 不死身の肉体と悪を感知するデヴィッド。 24人の人格を持つ多重人格者ケヴィン。 天才的IQを持ち生涯94回骨折したミスター・ガラス。 精神科医であるステイプルは、すべてが彼らの妄想であることを証明したいがために”禁断の研究”を開始すると言うものだが。 個人的にア

頭取 野崎修平

うーーーーーん・・・ ほぼ半沢直樹なんだよなぁ、しかも悪い事に半沢直樹よりもスリルもサスペンスもないので温くて飽きるし、先が気にならない。 清々しいどんでん返しや、まさかのちゃぶ台返しもない。 淡々と『ふぅん・・・』が続く。

オールドルーキー

なによりこのキャッチコピー、最高じゃないですか。 夢が終わった。人生が始まった。 素晴らしい言葉ですよ、ただ、私は終わる夢なんかないと思っています、ドラマを見ればわかりますが、実際終わったって訳じゃなく、ケリを付けたって事なんですけどね。 こんなドラマ泣くでしょう、卑怯ですわw 例えば車椅子テニスの選手が車椅子が合わない、だから別の会社の車椅子にする、でもやっぱり前のが良いなんて物語がある、周りはわがままと捉えるが、私にも同じ経験があるからわかる。ペンが変わるとしっくりこ

モガディシュ 脱出までの 14 日間

痛快さもあって良い作品と言って良い。 だが、展開がもたもたしてると言うかリズム感とテンポが悪い。 要らないだろって言うショボい笑いが邪魔。 物語は本当に良いし、何よりキム・ユンソクさんが素晴らしい。 あのヒョーヒョーとした雰囲気が昔から好きなんですよね。 プリーストの時も最高だったなぁ。 極限状態に陥る中で、心の奥底に訴えかけるような、深みを感じる。観終わった後に人によって色々な思いを感じる作品だと思います。

壁女

ホラーのジャンルだが全然ホラーじゃない。 発想は新しいと言うか面白みはあるけれど展開がつまらない。 好きな人にはハマる作品じゃないかな。

沈まぬ太陽 ドラマ版

『沈まぬ太陽』(しずまぬたいよう)は、1995年から1999年に『週刊新潮』で連載された山崎豊子による3編に亘る長編小説。 これぞ企業戦士と言う昭和な展開なので、少々やり過ぎ感が強くて正直自業自得に見えてくる描かれ方が気になった。戦いを挑むと言うより、調子に乗って上に噛みついたら睨まれて海外に飛ばされちゃったって印象になっちゃってるのが勿体なかった。直ぐに飛ばされ、見せしめ人事や不当人事、可愛がられれば楽な部署や出世コースをトントンと駆け上がれる。こういう展開は普通に面白い

アキラとあきら

池井戸さんの作品は大好きでこの作品も池井戸ワールド全開で最高でした。既存感は拭えませんが、ファンなので結果が読めようが何だろうが直ぐにのめり込めました。 半沢直樹よりもグッと若い世代が叔父様たちに立ち向かう姿は、半沢とは違う勢いと迫力が描かれていて、その熱量は本当に素晴らしかった。またもや池井戸さんのバンカー応援作品なのですが、またかよと言うよりは見る側もどんどん知識が付いてきているので理解度が上がっているから凄く観やすいことに気が付く自分がいる。 いつものようにキャラが

300 スリーハンドレッド 帝国の進撃

続編あったの知らなかった。 300自体はとても好きな作品で、作らないのかな~と思っていたら、とっくに出来ていたと言う(笑) 続編と言うよりは『一方そのころ』のお話。 二作目なのに迫力も落ちておらず、テンポも良くて楽しめました。 肝心な戦闘ですが、かなり良いです。 前作と違うと言えば一人一人にあまりスポットが当たっていないので、キャラクターに思い入れが湧きにくいところでしょうか、それも戦闘に出ちゃってるので、乱戦時は人と人の戦いと言う見方が強くなります。 ただ、戦闘の魅せ方

ゴールデンカムイ

原作は読んでいないのでアニメだけの感想ですけれど、個人的に最近は線が細くバケツ一発塗りみたいな作品が多て1年くらいアニメ作品は全然観ていませんでした。 が、知り合いが北海道のウポポイに行ってきたと言う話から、アイヌ民族の文化についての話になり、ゴールデンカムイに辿り着きました。どうせショボい線と塗と魅せ場しか動かない安いアニメだろうと思ったのですが… まず線の太さが心地よいんですよ、サインペンの様な一定な線ではあるものの、その色と塗りとがマッチしており、何よりキャラクター

犯罪都市 THE ROUNDUP

ちょっとコメディー色が強く出ていますが、アクションシーンはなかなか迫力があります。 特に良いのはドンソクさんの一撃が重い事。 一発で吹っ飛ばすパワーが最高に気持ちいい。 物語が多少つまらなくてもいいんですよ、この一撃! この一撃があればオールOK。

ファイナル・デッド・ツアー

こんなのが好きなんだろ?って言われているような、押し付け感を強く感じてしまった作品。 勿体ないなぁって感じですね、テンポが悪くて飽きてくる。 グロさはあるものの、何かズレてるような、細かい事を気にしてはいけない作品なのですが、それ以前にダラダラしてる『ダレ感』が眠くなる。ホラーコメディで眠くなるのはどうなんですかね。 人それぞれだけれど、私は全然楽しくなかったです。