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アップストリームキーその2 クロマ

こんにちは。配信エンジニアのウメムラです。
今年も忘年会は無いです。多分仕事です。
もう少し仕事が増えたら・・・依頼お待ちしております。


クロマとは?

そう、クロマキーです

コロナでリモートワークが多くなってミーティングでるけど背景が・・・なんてときにZOOMの機能で背景をぼかす機能ありますよね。あれは画面上の人を認識してその周りをブラーで消すという機能で背景を充てると背景になったりしますね。あれと似たようなものですが非なるものです。いわゆるグリーンバックです。

なぜ緑なの?

いろいろな説がありますが・・・
一番は人間が持っていない色・・・が有力なのかな・・・青もないですが。
青はなぜだめだったのか?
これも色々ありますが、おそらくホワイトバランスとの関係が一番かもですね。ホワイトバランスは青と赤でで調整します。そこに蛍光灯で出す白はカメラ上青いのでスタジオでライトの制限が生まれてしまいます。白熱灯の様なカラーに。そこで緑になったのかな・・・が私の調べた中で一番の説です。

ATEMでクロマキーやってみます


例のごとくインターフェースからです
アップストリームキーのタブをクロマにします。
すると出てくるのがこちらのソースです。

クロマキーは冒頭こうなっています。

フィルソースを対象のソースにするので今回は・・・・

こちらのCAM3を使います。

楽なクロマキーですいません

まずはソースの状態から・・・

インターフェースのクロマサンプルをONにして緑をピックアップします。プレビューで確認したらアクティブ解除します。

ここら辺を抜いて
グレーになったらOKです

キー調整

ここから本格的な作業です
フォアグラウンドとバックグラウンド・キーエッジで調整していきます。
本来のフォアグラウンドは緑の部分を消していく効果
バックグラウンドは残ったノイズを消していく効果
キーエッジは被写体の周りのノイズ線を絞るチョークの様な効果があります。

例えばフォアグランドで緑を抜いてもバックグラウンドの処理が出来ていなかったら・・・

こんなの出てきたら驚きます。

このようにノイズが走ったりしますので慌てずに処理します。

するとある程度のパラメーターをいじっていくと・・・
このようになります。

きれいに抜けました。

そして本来はこのスピルとフレア抑制でさらに調整します。
スピルはクロマキーで被写体の周りに残った緑の線を和らげる
フレアは被写体にのった緑に補色をあてて色を正常化させる。(表現あっているかな?)

こんかいはなにもしません。

この後カラーの調整もあるのですが、これは別項目で・・・

でマスク(クロップ)とフライキーでポジションを決めたら
(フライキーもDVEのところでやろうかと思います。)

こんなかたちになって・・・・

ONAIRを押したらプログラムに乗ります。


ここら辺は説明することが多いので次回その話をしていこうと思います。

余談

今年は忘年会を行う会社・人が多いらしいです。
今年も私は年末まで色々バタバタいしていると思うので忘年することはないと思います。忘れてしまいたいことや・・・など河島英五さんの「酒と泪と男と女」が似合う酒場に行きたいです。