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ALMAの「人」vol.2

こんにちは! 
studioALMAの平山泉です。

前回から劇団の「人」を紹介しています。出会った順なのですが、最初に稽古場で4人同時に会ったので、まあ順当に(?)年齢順とします。

2人目は亀井奈緒(かめい・なお)共同主宰。

とってもすてきな俳優です。かと思えば、パーカッションでライブに出演したり、カメラの仕事をしたり、多才なのです。

公演の際には奈緒さんの人脈でさまざまな方が力を貸してくださいます。多くの人を引きつけるところも「多才」の一つだと思います。

studio ALMAの舞踊劇2「風の中の青い馬 -流れ星サーカス団物語-」より、馬のミラを演じる亀井奈緒(左)=2023年3月


演技指導をしてくれるのですが、これがわかりやすい! どう声を出せばよいか、表情はこうでなきゃ……身をもって示し、しかもユーモアを交えて話すんです。
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1年余り前。

たまたま見学に来たわたくしに、憲央さんとともに奈緒さんも力強く語りかけてくれました。

明るくて楽しくて優しそうな……こんなすてきな人との出会いを「なし」にしたくないと思いました。

その後、会うごとに驚かされていきます。

この気配り、気遣いはなんなんだ

新聞社での仕事を抱え、稽古と職場を行き来するわたくしに、タイミングよく声をかけ、できること、できないことを聞き取り、笑顔を見せて和ませます。

今年3月の公演前、劇中歌の練習で、最年少メンバーがなぜか声を大きく出せません。そこで奈緒さんが「あ、学校の合唱とは違うよ」。合唱のときは地声で歌ってはいけないと指導されるためだと気づいたのです。ちょっとしたことですが、奈緒さんの目配り、気配りがここにも表れていると感じました。

ずっと年下で、なんと、わたくしは奈緒さんのお母さんと同い年。

それでも、たまに、ふっと奈緒さんを母のような存在に感じることがあります。

母の愛で見守ってくれているような……

若いのに失礼かな。

でもね、そんな奈緒さんと出会えて、あたしは幸せです。

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