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若戸大橋工事誌74_2024年5月14日

仮の完成から半年以上放置していた若戸大橋の模型を、久しぶりに見ると、
ケーブルがたるんでよれよれになっている。アンカーの中でケーブルを定着していないんだから当たり前といえば当たり前。

長らく保留にしていた、ケーブルの張力調整と定着に向き合う。
引っぱった状態でケーブルを仮固定し、接着剤に頼らないで、物理的に固定する金具のようなものをずっと探していました。

ケーブルがたるみ、ハンガーケーブルも傾いています。
アンカー内部。
ケーブルがぶらぶらの状態なので、これを引っ張ってがっちり止める必要があります。

出会ったのが、部屋の模様替えで処分した写真立ての裏についてる、壁に吊るす金具。燃えないゴミに分別するために木枠から外した時、これだーとひらめきました。

燃えないゴミからあわてて回収。
ボルトナットはハンズで買ったM2。真ん中のピンの穴は自分で開けました。

狭いアンカーの中でのねじ止め作業は困難を極めましたが、無事ケーブルに固定完了。

厚紙でアンカーの外側を先に作ってしまったので、作業スペースがなく、ただのねじ止めに何時間もかかってしまいました。ドライバーとの干渉で厚紙が歪んでしまったのであとでなおさないと。

次回、4か所の定着位置を引っ張りながら決め、ピンを打って金具の周りをガチガチにエポキシ接着剤で固めればいけそう。

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