『例のアレ』第一回ボギー家族
『例のアレ』第1回目の放送が無事に終了いたしました〜〜
レコーディングしながらの配信で、しかもめちゃくちゃ早録りで、放送1回目のドキドキも相まってスタッフ達は虚ろな目をしながら終了後の深夜12時に無言でポテチ齧っておりました。。。。
1回目のゲストはボギー家族!
今回のレコーディングはいくつかのパートを別々に録音して、それを聴きながら次のパートの人が演奏してまた録音して重ねていく『重ね録り』という方法でした。
いつもCDで聞く全てのパートが最終形のバランスでミックスされている音源ではなく、その時録音したものが一つずつ重なっていく環境を皆様にもお聞きいただけるよう配信させていただいたのですがいかがでしたでしょうか?
この『重ね録り』をする際、基準となるテンポやリズムを明確にしなければなかなか後追いで合わせにくい箇所が必ず出てきます。
みんなでせーので録音していればなんとなく合わせられそうではありますが、ブレイクが入ったりパートごとに違う拍子で演奏する曲などでは重ねるのが難しいので、演奏者に”クリック”という音を耳元で聞いてもらいながらその音を目印に演奏してもらうことがほとんどです。まあいわゆるメトロノームですね。
今回のボギー家族はクリック一切なしで重ね録りに挑まれたのですが、1回目からやっつけなのかな?と最初は疑念を抱いておりました笑
家族の絆バッチリというか、ボギー家に伝わる天性のリズム感なのか、カホンの天ちゃん然り今ちゃんモンド君よく合わせられたな〜と感心いたしました!
今回のrec素材と使用マイクとしては
ボギーさんvo・・・・・・・C414
ボギーさんギター・・・・・・・C414
天ちゃんカホン・・・・・・SM57・ATM25
今ちゃんマラカス・・・・・・・SM57
モンド君空き缶ドラム・・・・・・・SM57
ベイビーさんピアニカ・・・・・・・SM57
ボギーさんハーモニカ・・・・・・・C414
今ちゃんのドラ・・・・・・・SM57
今ちゃん天ちゃんのコーラス・・・・・・C414
ボギー家族全員のコーラス・・・・・・C414
というラインナップでした!SM57というマイクはお馴染みSHUREのロングセラーでライブハウスでもよく見かけると思います。
マイクって本当にキャラクターも様々で、使い方次第なので何を何に使わなきゃ!という決まり事はないのですが、57(ゴーナナ)は楽器用に使用することが多いかな〜。
いわゆるボーカル用マイクと違いウィンドスクリーンという薄いスポンジが装着されていないので入ってくる音がストレートだなという印象です。
当スタジオにもお越しいただいたことのあるナンバーガールの向井秀徳さんはボーカルに57使用されていたことが有名ですよね。超かっこよかったです。
今回は声系にはAKGのC414というコンデンサーマイクを使用しておりますが、コーラスの息遣いや細かなニュアンスなどもしっかり録れておりますのでこちらも是非意識してお聞きいただきたいです!
ATM25は今後また出てくるのでその時のご紹介ということで!
ボギーさんやREC担当宝地さんのコメントは以下です。
《宝地》
ーボギー家族の録音の印象を教えてください。
昔からのボギーくんの流れを汲んだサウンドだなと思いました。パンクっていうか。でも家族が参加することでポップに中和されてるなというか。バンドとしてめちゃくちゃいいと思います。老若男女問わず心をつかむバンドですね。今ちゃんが可愛かったー(笑)
ーマイクのチョイスや録音の際に意識したことを教えてください。
経験から言うとアコースティックは素直に録ることが一番いいと思う。バンドサウンドだったらもう少し凝った作り込みを意識することもあるけど、アコースティックはシンプルが一番いいですね。昔より意識していることとして、音数が少ないものほどエアー感を大事にしたいなと。だからマイキング重要です。配信が増えだしてからはエアー感かなり意識してますね。ただ今回はダイナミックマイクの57が楽器周りで大活躍しているのですが、57への信頼はかなり厚いです(笑)バラエティに富んでいて、本当になんでも録れると思ってます。声系は414はその場で録った音を素直に再現してくれる。アコースティックは素直が一番という冒頭に繋がりますね。
《出口店長》
ー第一回目放送ではカメラも担当してくれましたが、その印象教えてください
宝地さんのレコーディングを教わってきた立場なので、こういう立ち位置で現場にいれたことが新鮮でしたね。こんなマイキングをするんだなとか、こういう所みてるんだ、とか発見がありました。撮影としてはレコーディング現場に来ないと普段見れないところをお見せできるように頑張りました。
ー次回もしREC担当になったらどんなことやってみたいですか?
出口無理じゃない?(笑)やっぱり経験ありきのところありますよね。技術的な面もそうだし、今回は特に配信ということもあって全体尺や演者さんのタイミングを気にしながらレコーディングを進めていかなくてはいけなかったので、宝地さんの経験のなせる技だったところもあると思います。
ー次回以降担当の話来たらやる?
やります(笑)
《ボギーさん》
『例のアレ』第一回目のレコーディング終了!いかがでしたか?ボギー家族は「BON-ODORI」を録音。この曲は勢いと家族のグルーヴが何より大切なので、小さなミスなどは気にせず笑いと緊張のせめぎ合いのなか各パートひとつずつ重ねていきました。
ボギーの歌とギターがグルーヴ溢れすぎてしまいどんどん加速していきます、そのテイクに家族は合わせなきゃならないので大変だったでしょう(笑)。
ちなみに、笑いを必死に堪えながらテンちゃんと今ちゃんが録音したボイスパーカッション風のイントロ、あれ実は当日思いついたアイデアです。
レコーディング中、唯一ピリピリッとしたモンドとボギーの攻防戦。こういうガチな空気もレコーディングならでは。ぜんぶ見せちゃいました。
ほんと手に汗にぎる面白い配信になったと思うのでぜひ動画でその様子をご覧ください。
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さてさて着目点満載のレコーディング配信でございましたが
リアルタイムのみの配信ということで
見逃された方、もう一度見たいという方いらっしゃるのではないかと思います!
有料ではございますがこちらのnoteにて販売させていただきますので
どうぞ、どうか、何卒お求めください〜!
これから毎回違ったゲストでお届けする『例のアレ』
レコーディングチームも試行錯誤でお届けしたいと考えております!
どうぞよろしくお願いいたします。
STAFF池田
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