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#13 にっしーにインタビューしてみた(1)

こんにちは。あっき~です。

このnoteでは身のまわりの音楽をやっている人にインタビューをして、その人となりを知ってもらおうというコンテンツです。

今回はにっしーにインタビューさせてもらいました。

キャプチャ

今までに何度かコピーバンドのイベントで対バンする機会がありましたが、最近は色んなバンドのサポートで仕事をしているということで、話を聞かせてもらいました。
ドラマー同士ということもあって、機材の話もたっぷりできました。

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あっき~
お久しぶり。
いつぶりだっけ?

にっしー
何年ぶりでしょうね。
イベントで対バンしたのが最後だと思いますけど。

あっき~
そうそう。
ライブのときに対バンする以外に話すタイミングがなかったから、今日はよろしくね。

にっしー
僕で良ければ、よろしくお願いします。

ドラムをはじめたきっかけ

にっしー
僕そもそも、ドラムをちゃんとはじめたのって大学入ってからなんですよ。

あっき~
あ、そうなんや。
それまでは何してたの?

にっしー
それまではラグビーやってました。
中学と高校でラグビーやってて、高校はラグビーのスポーツ推薦で入りました。

あっき~
へぇー。
じゃあ、結構強豪校のラグビーやったんかな。

にっしー
大阪自体、ラグビーが盛んな地域なんですよ。
花園ラグビー場とかあるんで。
入った高校は色んなところから部員を募集してたときだったから、ちょうど推薦してもらって。

あっき~
そもそも、なんでラグビーをはじめようと思ったの?

にっしー
中学に入ったら運動部に入りたいなと思って、サッカー部に入りたかったんですけど、サッカー部がなくて。
サッカー部がなくてラグビー部があるっていう珍しい学校だったんですけど。

あっき~
そんな学校があるんやね。

にっしー
で、はじめたころはラグビーのルールも知らなかったんですけど、やってみようかなと思って。

あっき~
へぇー。
でも推薦されるくらいなら上手だったんじゃないの?

にっしー
僕、中学のころは周りに比べてガタイが良かったんで。
ラグビーはぶつかり合いなんで、中学生くらいのラグビーは体格がものを言うんで。

あっき~
なるほどね。

にっしー
ラグビーは最終的に大阪の大会の決勝まで行ったんですけど、試合の直前に膝を怪我をしてしまって引退することになりました。
大学に進学してラグビーを続けるっていうのもあったんですけど、怪我が回復するまでにしばらくかかるから、大学で入部してもすぐには再開できなさそうだったので、大学でラグビーを続けるのは無理かな、と思って。

あっき~
そうなんや。

にっしー
附属高校だったんで、大学はエスカレーター式に進学できたんですけど、やることもないし。
でも、音楽を聞くのは好きやったから楽器をやってみたいなと思って。
ギターをちょっとだけ触ってみたことはあるんですけど、全然無理で。
で、フィジカルを活かせるならドラムかな、と思ってドラムをやるようになりました。

あっき~
ほー。

にっしー
高校で怪我したころからドラムの教則本を買ったりしてて、楽譜の読み方とか8ビートの叩き方を知ってはいたんですけど、大学に入ってからやってみようかなと思って。

あっき~
結構なスポーツっ子やったんやね。
今は膝の具合はドラムを演奏する上で問題ないの?

にっしー
今のところは。
年取ってくるとわかんないですけど(笑)

あっき~
ドラマーあるあるだけど、椅子を低くして演奏する人は腰を痛めたりするから、ほんと身体は大事よね。

にっしー
いや、ほんと大事っすよ。
僕もドラムを演奏してて身体を壊したりっていうのはないんで、五体満足にやれてますけど、ただ年取るとまた変わってくるから、色んな部分で進化しながらやっていかないとなと思います。

あっき~
そうやね。
で、大学のときはどうやってドラムをはじめたの?

にっしー
大学の入学祝いで電子ドラムを買って、自分で練習できる環境が整いました。
僕、中学のころからレッチリが好きで、チャドスミスが好きだったんですけど、大学に入ったころに邦楽を聞くようになったんですよ。
凛として時雨とか9mm Parabellum Bulletがすごくカッコ良くて。
特に、凛として時雨のドラマーのピエール中野さんリスペクトで練習してましたね。
時雨とか9mmに憧れてツインペダルを買って練習してました。

あっき~
へぇー。
電子ドラムでツインペダルって苦情とか来なかった?

にっしー
いや、来ましたよ。
マンションやったんで。
でも1年に1回とか、頻度は少なかったんですけど。

あっき~
いや、それは我慢してたんだと思うよ(笑)
でも、自分では騒音って気付かないよね。

にっしー
その頃が一番練習してましたね。
1日8時間とか練習してました。

あっき~
バンドを組んだりしないで、1人で?

にっしー
そうですね。
一応、軽音サークルに入ったけど、バンドよりも飲みがメインのサークルだったんですぐに辞めてしまうんですけど。
ドラムはずっと練習しててその時は、自分で「俺ドラム上手やな」って思ってました(笑)

あっき~
なるほど。

にっしー
そのころにアニメを見るようになって、アニソンに興味を持って。
で、アニソンのコピバンをやりたいなと思って、当時mixiでメンバー募集の記事を探してて、ボーカルのなつみんがメンバーを募集してたんですよ。mixiで歌ってる動画を上げてて、見てみたらごっつ歌上手くて。
メンバー募集の応募条件が楽器歴2年以上って書いてあったんですけど、僕、半年くらいで偽って応募しましたね(笑)
それくらい一緒に演奏したいと思うくらい歌が上手かったですね。

あっき~
それがはじめてのバンドなんやね。

にっしー
それからはアニソンのコピバンをやったり、知り合いのつてでオリジナルバンドの活動を並行してやりながら今に至るって感じですね。

師匠との出会い

あっき~
前に先生に教わってるみたいな話を聞いたことがあるんだけど。

にっしー
tricotっていうバンドのサポートをされていたkomakiさんのことです。
komakiさんとの出会いは、うちの母親の職場の上司がkomakiさんのお父さんだったんですよ。

あっき~
ほう。

にっしー
で、komakiさんのお父さんからうちの母親に、「息子さんがドラムされてるなら、ドラムセットの貰い手を探してるんですけど、貰ってくれませんか?」って話があって。
それで安値で譲ってもらったんですよ。

あっき~
へぇー。

にっしー
そのときkomakiさんがドラムセットを持ってきてくれて、連絡先を交換してもらったのが最初の出会いです。
komakiさんはまだtricotのサポートをはじめる前で、京都で活動してた頃にライブを観に行かせてもらってました。
それからしばらく連絡を取ってなかったんですけど、2年くらい経ってから自分がやってるバンドとtricotが対バンすることになって。
よくよく調べてみたら、そのときtricotのサポートをしてたのがkomakiさんで、数年ぶりに再会しました。

あっき~
偶然にしてはなかなかな繋がりやね。

にっしー
それでtricotと対バンした後の打ち上げでドラムを教えてください、ってお願いしました。
そこからkomakiさんに色んな現場に付き添わせてもらって、2年くらい教えてもらってました。

あっき~
ローディーみたいな感じ?

にっしー
ローディーというか、ボーヤというか。
雑用みたいな感じですけど。

あっき~
そうなんや。
そうやって色んな現場を経験してきたんやね。

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次回に続きます。


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