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【Studio No.9マガジン vol.16】4DXで楽しむWEBTOON/人気WEBTOON『外見至上主義』がアニメ化/「水」の表現にリアリティを持たせる

こんにちは!
WEBTOON制作スタジオ「Studio No.9」で編集アシスタントをしている刀根です。

Studio No.9は現在、WEBTOON作品(フルカラー縦読み漫画)を鋭意制作中です。

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この「Studio No.9マガジン」では、毎回国内外のWEBTOON関連ニュースや作家さん向けの制作tipsを紹介していきます。
これまでの「Studio No.9マガジン」記事は下記にまとまっていますので、こちらも参考にしてみてください。

vol.16では、「WEBTOONとメディアミックス」と「WEBTOONにおけるリアルな作画」をテーマにニュースと作家さん向けtipsをピックアップしました。

スマートフォンで読むことを想定されたWEBTOONが新たな媒体で観賞されるなど、業界の新しい風を感じられるトピックをご紹介しますので、ぜひ最後までお楽しみください!


■業界ニュース

・4DXで楽しむWEBTOON!人気IPとの相乗効果はいかに

※韓国語記事です

【記事概要】
韓国で新たに「劇場で読む」WEBTOONの新しい楽しみ方が試みられています。といっても、ただ映画館でWEBTOONを観賞するだけではなく、席が動いたり風や水が演出の一つとして取り入れられていたりと、五感で楽しめる「4DX」でWEBTOONを体感することができます。
上映が予定されているのは『문유(日本語直訳:ムンユ)』で、地球滅亡後の宇宙で一人の宇宙飛行士が生き残るために孤軍奮闘する、というSFコメディです。こちらの『문유』という作品は中国でも非常に人気の高い作品で、過去には実写映画化もされています。
これまでは「スマートフォンで読む」のが当たり前だったWEBTOONですが、早くも新しい楽しみ方が誕生するかもしれませんね。
「知名度の高いIP」と「4DX」がどれほどの相乗効果を生むのか、期待が高まります!

・人気WEBTOON『外見至上主義』がついにアニメ化

【記事概要】
LINEマンガで連載中の人気WEBTOON作品『外見至上主義』がNetflixでアニメ化され、11月4日(金)より公開が開始されることが発表されました。
世界で累計87億PVを誇る本作は、容姿に恵まれないいじめられっ子の主人公がある条件の元で抜群のビジュアルを手に入れ、「外見至上主義」な社会を生き抜いていくストーリーとなっています。
原作は韓国が舞台となっているところ、LINEマンガで公開されている日本版では主人公の名前が「長谷川蛍介」に変更されていますが、Netflix版のアニメでは原作に準拠した「Park Hyung Suk」が主人公の物語になっているため、WEBTOON版とはまた一味違った楽しみ方ができそうです。
Netflixの『外見至上主義』ページでは予告編を見ることができますので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。

■作家さん向けの制作tips

・パース定規を活用して混乱を防ぐ!複数の視点から部屋を描く方法

【記事概要】
背景に頻出する部屋を描画する際、部屋の装飾や家具などを意識しながらあらゆる角度から壁やモノを描かなければならないため、骨が折れる作業だと感じている方も多いのではないでしょうか。
そんな時はまず「間取り図」と「4方向の壁」の2つを平面的に描くことから始めるのがおすすめです。
はじめに「間取り図」には家具の配置と窓などの壁の装飾の位置を記しておくことで、のちに描く「4方向の壁」とスムーズに照らし合わせることができます。
次に、「4方向の壁」をそれぞれ4枚に描き起こし、さらに窓や壁の装飾などを描き込んだあと、「間取り図」と「4方向の壁」をパース定規で組み合わせていくことで、家具の位置関係を明確にしながら室内をよりリアルに再現することが可能です。
記事内では作業中の様子を画像で確認することができますので、実際に試してみたいという方はぜひ上記よりご確認ください!

・涙や汗、雨に使える!「水」の表現にリアリティを持たせる

【記事概要】
雨や汗、涙など、どんなWEBTOON作品も「水」を表現する場面は多いです。「水」は他の不透明な液体や形のある物体とは異なる光の入り方や動きをするため、描画する前にあらかじめルールを知っておく必要があります。
水などの透明な物体の場合、不透明な物体とは異なり影が現れる方向が光源側になります。さらに、影のみではなく周囲の物体の映り込みも意識する必要があります。ハイライトと併せて描き込むことで、よりリアルな水を演出することが可能です。
さらに水にリアリティを出すためには、「水に透ける対象」と「水の内部の影」を描くことが重要です。水の内部の影は色が濃くなることを意識して描き込むことで、さらに水らしい透明感を出すことができます。
この他にも「水の動き」にも他の物体とは異なる法則があり、それに則って描画を進めることでリアリティを出すことができますので、さらに水の表現を極めたい方はチェックしてみてください。


最後までお読みいただきありがとうございます。

今回は「WEBTOONとメディアミックス」のニュース・「WEBTOONにおけるリアルな作画」関連のtipsをピックアップしてご紹介しました。
日本でもスマートフォン以外の媒体でWEBTOONを楽しむ日がもうすぐ来るかもしれないと思うとワクワクしますね!

今後もnoteやTwitterを通じて、WEBTOON関連の情報発信を行っていきます。
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