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河野達郎写真旅マガジン

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四国・大洲を中心に肱川流域の自然と営みや生活文化を、写真を通してお届けします。流域ご出身の多くの皆様方を始めファンの皆様方へ、写真家河野達郎がお届けする写真が語る旅物語です。 …
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#街づくり写真家

河野達郎 写真旅マガジン

河野達郎 写真旅マガジン

写真旅マガジン
 マガジンを書き始めて一ヶ月が経過しましたので、今月はタイトルやデー真、内容等を見直しして衣替えをさせていただきます。その上で4月1日から街づくり写真家河野達郎オフィシャルマガジンとして配信していきます。今月はそれまでの移行期間として対応させていただきますのでどうぞよろしくお願いいたします。

 今日は、一年前に走り始めた「2代目伊予灘ものがたり」の特集です。以下にアップしている写

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月曜マガジン ボクのガタタンゴトトン

月曜マガジン ボクのガタタンゴトトン

気動車が音をたてて鉄橋を渡る城下町大洲の風景

 加藤家が13代にわたって藩政時代を治めた六万石の大洲城下。
 大洲市の南側に位置し高原盆地でもある宇和町に端を発した全長103kmの一級河川肱川が、最後の20kmを私たちの町から北西方向へ舵を切って伊予灘へと向かう。
 晩秋から冬は冷え込む。宇和町ほどではないが我が家でも朝の気温はいつも氷点下4度前後。真夜中に張り始めたモヤは明け方には大洲盆地を埋

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大洲盆地の雲海撮影

大洲盆地の雲海撮影

 肱川は、西予市宇和町と大洲市との境界付近にその水源があり、そこから河口の長浜町まで474本の支流を束ねながら約103kmの旅をする一級河川。そもそも大洲盆地から河口までの約20kmが北西に向かって流れ出ていることが、知る人ぞ知る「肱川あらし」を発生させることになる。

 肱川あらしの「発生要因」は、上流の大洲盆地の雲海の発生如何にかかっている。近年は気温の上昇など気候変動の影響と思われるが「本格

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