四国・大洲を中心に肱川流域の自然と営みや生活文化を、写真を通してお届けします。流域ご出身の多くの皆様方を始めファンの皆様方へ、写真家河野達郎がお届けする写真が語る旅物語です。
…
- 運営しているクリエイター
#月曜マガジン
月曜マガジン 肱川街道写真紀行
肱川あらし-秋冬の風物詩Ⅰ 四国西南の入り口付近に位置する愛媛県大洲市。
すり鉢の底に位置するこの街に流れ込む肱川は、源流から大洲市内中心部まで約18km、河口の長浜港までの距離も約20km。全長も103kmしかないが、支流の数だけは470本を超えており全国の河川の中でもその数の多さは5番目であると言われている。
この河川の最大の特色は、大洲盆地から河口までは見事に北西に向かって流れ出ていると
月曜マガジン 『伊予灘レール』
6月のこの時期は紫陽花、
伊予灘ものがたりの2代目車両がデビューして3ヶ月目。全ての季節要因は初めての組み合わせとなるために、人気スポットへは多くのギャラリーが詰めかける。アマチュアの皆さんと思しき追っかけカメラマンのむ多いこと・・・
だが、喜ばしいことだけではなく、写真愛好家としての撮影マナーの低下は顕著に表れている。何しろこうした撮影をすると当然ギャラリーの皆さんに加えてカメラマンも写り込
月曜マガジン 肱川街道写真紀行
時代の勲章
かつての時代には今日とは違った繁栄があった古い町並み。ゆっくり歩けば古の賑わいが脳裏を過るような錯覚にも陥る。泣き笑いの人生があり、商売繁盛に仲間達と祝い酒を酌み交わす日常が賑わいがあったことだろう。
戦国時代の戦乱状態から脱却し、外様ではあったが加藤家を中心とした安定の藩政時代を迎えることとなった江戸時代。6万石の大洲藩にあって支藩で新谷藩の在郷町だったのが現在の内子町だ。