吹奏楽のエレキベースについて 前編

今回は吹奏楽のエレキベースについて記事を書いていきます。使用するシーンをポップスを想定して書きますので興味のある方は是非最後まで読んでくださいね!

前編 役割とメリット
後編 反対意見や注意点について

の二部構成で書いていきます。

 主にポップスで使用する事が多く担当する音域は言うまでもなく低音域です。専属のプレイヤーを置かずストリングベース奏者が持ち替える。いなければ弾けるプレイヤーが演奏するケースがほとんどだと思います。
低音域の強化やドラムとの相性も非常によく使用する事によりバンド全体のサウンドの厚みが増してノリがとても良くなります。非常にいい楽器なのですが使用に反対する意見も多少あります。ちなみに私は賛成派です!

 役割について吹奏楽の場合はチューバと同じ動きをする事が多くバンドの低音域を担当します。楽譜は4弦ベースを想定して書かれていて最低音は下のE 実音ミの音まで出てきます。DやE♭も出てくる場合もありますがオプションになっていたりチューニング次第で対応はできます。またチューバでは4分音符で刻む動きもエレキベースでは8分音符で書かれていたり少しメロディアスな動きをしたり、チューバでは音が出しにくい下のEやFの音域を連続で演奏できたりと管楽器では難しい動きをこなすことができます。

メリットについて以下の2つをあげます
①リズムセクションの充実
②低音域の強化
この2つのメリットが非常に効果が大きいです。
ポップスでは特にリズム隊の動きが重要になってきます。ドラムを中心とした打楽器と低音部隊が曲のノリを左右すると言っても過言ではありません。みなさんは音楽を再生する端末の設定で低音域を強めに設定したときに「ベースラインの音が大きくなると曲のノリが良くなった」という経験はありませんか?それほどベースラインは重要な要素なのです。エレキベースには管楽器では表現しにくいリズムのノリや重厚な低音サウンドをつくりだしてくれます。使用した事がなかったり導入を考えている団体はまずは使ってみる事をオススメします!きっと良い結果が得られるはずです。
 後編ではエレキベースを使用する上での反対意見や注意点について書いていきますので是非読んで下さい!

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