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『21ジャンプストリート』 感想

ダメな警官コンビが、潜入捜査で高校時代をやり直す映画。

高校時代からの腐れ縁で正反対の二人は、共に警官になり、コンビを組んで潜入捜査をすることに。

まだ若い二人は、高校に生徒として潜入し、学校内に蔓延るドラッグの撲滅を命じられるのだが。

最高でした。

元々は、ジョニー・デップ主演のテレビドラマシリーズで、そのリメイクらしいのですが、現代らしいアレンジがすげー楽しいです。
「gleeの影響だ」て台詞とか。

台詞の上手さが別格で、笑えまくる。
それだけでなく、人物の成長をとても丁寧に段階踏んで描いてるので、誰しもがラストで、イエー! と、快哉をあげられるでしょう。

主人公の二人がもう一度高校生活を送ることで、自分たちが送ることができなかった学生生活をもう一度やり直す、という構成になっており、それがそのまま、正反対であったお互いを理解していく過程に重なっているのが本当に素晴らしい。

あと、大事なシーンで演劇が使われるとこも、「もう取り戻せない時間」を表現してて凄い。
芝居って、そういうもんだもんね。

そして何と言っても、終盤で登場するある人物の、登場そして退場には、観ていてとても冷静ではいられない程爆笑しました。

出来るだけネタバレなしで観て欲しい名作。

#映画 #映画レビュー

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