『ゴーストバスターズ(2016)』 感想
ニューヨークの街でお化け退治だ! て映画。
とにかく最高でした。
これの前に観た映画がイマイチ乗れなくてモヤモヤしていたのですが、その理由が、キャラクターが描かれてないな、て思ったことだったんです。
登場人物の説明して、て言われても出来ない。
そんくらい、内面が無いというか、無個性というか。
事件ばかりがあって、キャラクターがない映画だったんです。
キャラクターが事件を起こすことはないので、ハラハラもしないし応援もできない感じ。
そして、作品内でキャラクターがご飯を食べる描写がないんです。
ご飯は出てくるんですけど、殆ど食べる直前でシーンが切り替わってしまう。
キャラクターを描くのに興味があまりないのかな、と思いました。
その点、この映画は全てにおいて真逆でキャラクターが全面に描かれていて超楽しかったです!
オリジナル版キャストの登場も素敵です。
色々と完璧ではないのですが、そこも含めていつものポール・フェイグ作品て感じです。
不満があるとしたら、オリジナル版で1番楽しかった、ニューヨークの市民とあらゆる宗派の人々が全員一丸となってゴーストバスターズを応援する超テンション上がるあのシーンに匹敵するシーンがなかったことかなー。
少なくともアンディ・ガルシアが必死で命乞いをするのをバスターズがバチコーンと救い出すようなシーンも欲しかったですねー。
みなさん言ってますがエンドクレジット最高。
早く続編が観たいのでとっとと作って下さい。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?