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『ピクセル』 感想

宇宙人がビデオゲームで襲ってくる映画。

1982年、NASAが当時のビデオゲームの資料映像をロケットに乗せて宇宙に発射したら、それを地球からの宣戦布告だと勘違いした宇宙人が地球を侵略しにくる。

というこのあらすじを読んで、どこの誰が、深刻なシリアスSFだと思うのか知らないが、これがコメディ映画でなければ何映画なのさ。

そもそもプロデュースがアダム・サンドラーの時点でコメディであることはわかると思う。

更に監督がクリス・コロンバスなのでコメディでありつつもご家族揃って観ていただける上質なファミリームービーとなっております!

というわけで、荒唐無稽なSFでありながらコメディであり、更に立派なモンスター映画ともなってる本作は、頭を空にしてスナック食べながら、あはははおもしろーい、と言いながら観るのにピッタリな秀作です。

しかしこの宇宙人は紳士的すぎる。
地球人は殺さないわ人質は返してくれるわ正々堂々としてるわルールは破らないわ。

地球人の方がルール破った分質が悪いですね。

そもそも、地球側のビデオゲームに寄せて攻めてきてくれるなんて、なんて優しいんだろう!

ラストはしっかりと、主人公が抱えていた悩みとトラウマが巨大モンスターの姿となって立ちはだかるので最高ですね。

他のどなたかも書いていましたが、

ビデオゲームを敵にしたゴーストバスターズ

て印象が一番近い。

それって最高てことです。

#映画 #映画レビュー

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