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『22ジャンプストリート』 感想

前作『21ジャンプストリート』の続編をやる映画。

『くもりときどきミートボール』『LEGOムービー』のクリストファー・ミラー&フィル・ロード監督の作品。
彼らの作品は今の所ハズレがなくって本当にすごいと思う。
個人的にはアレクサンドル・アジャ監督と並ぶくらいハズレがない!

続編映画として満点だと思う。

前作の主要人物たちは美味しい役どころで再登場するし、予算もスケールもパワーアップするし。

そして物語はなんと、前作では二人が高校にドラッグの潜入捜査をしたが、今作では、大学にドラッグの潜入捜査に行く、といった点くらいしか大きな変更はないのだ!

じゃあ手抜きじゃないか! と、憤るみなさんもいらっしゃるでしょうが、これは勿論ワザとです。

映画で遊ぶのが大得意の監督コンビ。
映画開始早々、台詞で「前回と同じことをやるんだ。そうすりゃみんな喜ぶ」と言いきってしまうのでそれははっきりとわかるのだ。

勿論、まんま前回と同じなのではなく、二重にも三重にも捻っている。

伏線の回収も常に笑いとともに現れ、実に上手な脚本でウットリしてしまうよ。ははは。

特にエンドロールは最高。

このシリーズでのお楽しみとなった、シークレット豪華ゲスト出演は、ここでじっくりと楽しめるよ。

エンドロールが最高すぎて、こういう形で「あーもう続編は作られないんだな」とわかったのは初めてかも知れない。
そういう意味では映画史に残るエンドロールと言えるかも!

二本いっぺんに借りてきて、たて続けにビールと共に観るのが楽しいと思う!

オススメです。

#映画 #映画レビュー

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