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竹内佑
2015年9月23日 23:10
遡ること七月のとある深夜、暑くて開け放していた玄関ドアの隙間から、するりと音もなく家を出て行ってしまった我が家の猫。朝になれども帰宅せず、妻と二人で炎天下の中近所を探し回るも、姿見えず。夕方、夜半、深夜、と探し歩くも声も聴こえず。好物の鰹節やチャオチュールを手に手に、名前を小声で呼びつつ探索の徘徊。次の日の朝も、そして昼も夜も、姿見えず。妻は落ち込み憔悴するばかり。私も仕事手