【DTMミニコラム】アーティストとイメージが紐づいた楽器
こちらの曲は私が作曲し、AudioStockで配信中の著作権フリーBGM「明日を超えろ!」です。
ハンス・ダルファーのイメージを目指して作ったけど、クラビネットを入れた瞬間にスティービー・ワンダー風になってしまったファンク・ソウルBGMです。
クラビネットという楽器
みなさんはクラビネットという楽器をご存知でしょうか?
いわゆる電子鍵盤楽器で、70年代〜80年代のファンク・ソウルで多用されました。
ちょっとギターっぽい、ビョンビョンとした特徴的な音色の楽器です。
スティービー・ワンダーやキース・エマーソンが使用し、有名になりました。
アーティストとの紐づき
クラビネットのような特徴的な楽器を使うと、やはりその楽器を多用していたアーティストのイメージが色濃く出てしまいますね。
クラビネットやフェンダーローズのような、音色とアーティストのイメージが強く結びついてしまっている楽器を使う場合は、最初からそのアーティストの作風に寄せて作ってしまうのもアリかもしれません。
「フェンダーローズを入れてカーペンターズ風」
「クラビネットを入れてスティービー・ワンダー風」
とか。
この場合、自分の個性をどれぐらい出せるのかがポイントになってきそうですね。。
ちなみにフェンダーローズはこんな楽器です。
これを聞くと、やはり最初に思い浮かぶのは「NHK夏の高校野球」で、高校紹介の場面で演奏されていた「栄冠は君に輝く」ですね。
妙にインパクトのあるBGMでした。
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