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ナミダの海を越えて行けを徹底考察

こんにちは、徒然なるオタクです。
今日は大好きな曲の自己考察します

こちらは、Snow Manの「ナミダの海を越えて行け」という曲です。作詞作曲は以下の方々です。(表記ミスがあったら嫌なのでCDの歌詞カードを撮影させていただきました。)

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こちらは、現在毎週日曜13時、TBSで放送されているSnow Man初の冠レギュラー番組、「それ、Snow Manにやらせてください」(略 それスノ)のparavi時代のテーマソングとなっております。今回はこちらの曲があまりにも最高なので、自分なりの考察をさせていただきたいと思います!でも、独自流というよりかは、感想みたいな感じで見ていただければ…。

まず、こちらの曲。とても爽やかで、踊りまくるSnow Manにしては珍しい熱〜い歌唱曲になっております。初の冠レギュラー番組の主題歌ということもあって、気合い入りまくりーのなんですが実はこの曲、よくよく聴いてみるとSnow Manのここまで来た長く平坦ではない人生を歌っているようなんです!この歌はキャッチーなんですが、よーく歌詞も聞いていただきたいです。

1番

個人的に、1番の歌詞は6人時代の長い下積み期間であるSnow Manを歌っているような気がします。2012年にグループが組まれたSnow Man。実力派でダンスもアクロも超一流。滝沢歌舞伎でも精一杯頑張っている。なのに、何故かデビューできない。新規メン3人も同じでした。康二くんは平野くんや永瀬くん、WESTが消えた関西Jrで「焼け野原」と揶揄される中、ガムシャラにデビューを目指していました。目黒くんもマイクすら持たせて貰えなかったり、グループを組んでも後ろの方だった時期がありました。ラウールくんも最年少ですが、下積みは5年と普通に考えればそれなりに長く不安なことも沢山あったと思います。6人は入所歴も長く、同年代や後輩のデビューを見送っております。Snow Manはなかなか遅咲きですよね、、、

「帰り道の暗闇 遠くで誰か笑ってる 誰もいない街朝を待つほどに長い夜だ」

「テールライトの灯り最終便が走り去ってく 見送る事に気付けば慣れていた」

ここでは、後輩や先輩が華々しくデビューしていく姿を後ろからしか眺めることができないSnow Manのもどかしさや諦めに似た感情が歌われています。テールライトとは乗り物の後ろにつくランプのことで、船=デビューへの道にも乗らせてもらえず、後ろからしか出航する仲間を見送ることしかできないSnow Manがいました。

Bメロ

「じゃあ、過ぎたる夢と諦めようか?」

「『今度こそは』を期待した手 何度も雲を掴んだって 運命は自分で決めたろう?」

けれど、Snow Manは決して諦めませんでした。どんなに先を越されても全力で努力していく。辛い滝沢歌舞伎や、急に始まったYouTube。どんな仕事でも、デビューに繋がるように何回も諦めずに挑戦していました。渡辺くんが1万字インタビューで語っていた「これだけ努力したから報われるんじゃない。報われるまで6人で努力し続けるんだ」という言葉にぴったりじゃないでしょうか。

サビ

「ああ、しょっぱいぜナミダの海越えて無理難題な夢をまた見ようか」

このフレーズから始まるサビは、ナミダの海ができるくらいSnow Man達が辛酸舐めてきたことが分かります。ナミダも海もしょっぱいですね。でも、夢を見続けることを失敗だと笑われてもバカにされてもSnow Manは諦めません。

「いつの日かが今日の日に 目覚めない夢に訪れるまで!」

そう言って頑張り続けるのです。

2番

個人的に、2番は新規メン3人が加入してきた時代を歌っているように思えます。関西Jrを親分のように牽引してきた向井康二くん、宇宙sixと兼任の目黒蓮くん、そして15歳でセンターを務めることになったラウールくん。新たな風を迎え、Snow Manはパワーアップします。追い風になった風の流れを見て、Snow Manはやっと船に乗せてもらい、航海の準備をさせてもらえます。

「振り向くと向かい風 戻る足跡さらってく 寂しくなるのは1人じゃないからだ」

振り向くと向かい風=Snow Manには今追い風が吹いている。=良い流れが来ている

戻る足跡とは、船に乗ってしまったSnow Manたまに昔に戻りたくなったりすることもあると思いますが、彼らはもう後ろには戻れないということを示唆しています。他のJrや先輩達と仲良くしてた時代。1人だったら寂しいとすら思わない。何故なら孤独だから。寂しいって思えるのはSnow Manに沢山の仲間がいて、その人たちと決別しなくてはいけなかったからです。同期がもうほとんどいなくなってしまったSnow Man達は戻りたくてももう戻れない航海へと準備を進めます。目黒くんは宇宙sixを抜け、ラウールくんも少年忍者を抜け、康二くんも大阪から東京に来てSnow Manとしてデビューへの道を目指します。

「もう消せない悔いが帰らぬ今日が」

船に乗ったからには戻ることはできません。どんなにやり直したくても寂しくなってもSnow Manは船から降りることはなく、前に進んでいくしかないのです。

「癒えない傷や痣んなって誰かにもし笑われたって 人生は自分のものだろう?」

加入メンバーは沢山の批判を浴びました。特にセンターのラウールくんはあの歳でセンターということで周りだけではなく、ジャニオタの人からも時には容赦ない言葉が浴びせられました。オリメンも「デビューできない」とオタクにすら揶揄されていました。それでも、Snow Manは笑われたって傷を付けられても人生は自分のものだろう?と言いきかせます。

「挑戦の火花は消えないぜ できないなんて誰が分かるもんか」

デビューへの道をずっと見続けたSnow Man。本当にガムシャラに逆境を乗り越えていこうとします。「Snow Manはデビューできないよ」と言われようが、誰が分かるもんか!と着々と準備を進めます。

「見過ごすなよ今日の日を 溢れ出す夢を 叶える日まで 叶える日まで…」

この歌詞はSnow Manが航海=デビューに向けた決意を自分たちに言い聞かせているのではないでしょうか。「叶える日まで」を2回切なげに繰り返す辺り、Snow Manが様々な夢を抱いてデビューしていく様子と決意が伺えます。

「息を止め駆け抜けた一瞬が ほら待ち侘びた朝を連れてくる」

Snow Manを乗せた船はついに航海を始めます。長く長く続いた下積み時代から、帰り道の暗闇からやっと朝が来るのです。

「ああ眠らず夢見た水平線 ナミダの途切れたその向こうへ今」

ナミダの海を越えてSnow Manは朝=デビューを迎えます。9人の流したナミダは今、ようやっと途切れ報われようとしているのです。

落ちサビ

ここでも、Snow Manは「無理難題な夢をまた見ようか」「雨に打たれ泥飲んで踏まれて花開け」「いつの日かが今日の日に 目覚めない夢に 訪れるまで」と、泥臭い歌詞を歌っております。Snow Manはデビューしても、ずーーっと航海を続けていきます。もう止まることのない船で。これから先も沢山ナミダが出ることもあるでしょう。事実、Snow Manの一年目は嬉しいこと半分、悲しいこと半分と言った山あり谷ありの1年目だったと思います。芸能界は厳しいです。また、守られていたJrとも違い、色んな仕事や中には嫌いな人とも仕事をしていかなくてはいけません。それでも、Snow Manは更なる高みを目指して夢を見ていきます。新たな決意を胸に、デビューしても変わらず無理難題な夢を見ていきます。

ひーくんが言っていた「初がつくグループを目指していく」や、しょっぴーが言っていた「東京ドームでコンサートする」、めめの「夢ノート」(めめが叶えたい夢を書き、叶ったらマルをするノート)。メンバーにはまだまだ叶えたい大きな夢が溢れています。泥臭くても、笑われても、Snow Manは諦めません。長い下積みの中でしっかりと準備した9人の船は嵐が来ても壊れない頑丈な作りになり、大きな帆で追い風と共に進んでいきます。もっともっとSnow Manは前に進んでいきます。無理難題な夢を叶えていけるよう、Snow Manの追い風になれるよう私も頑張ろう!そんな勇気をもらえる神ソングでした!(考察なので、私の一つの解釈として捉えてほしいです!)

「それスノ」と「ナミヲ」

 この曲は冒頭にお伝えした通り、Snow Manの初冠レギュラー番組の主題歌でもありました。この曲はそれスノにも本当にピッタリです。それスノは最初、地上波特番という形でスタートしました。それが、paraviでレギュラー配信されるとなり、地上波特番第二弾を経て、この春地上波レギュラー番組にまで成長しました。どんな企画にも全力で行い番組を盛り上げるSnow Manは「挑戦の火花は消えないぜ」という歌詞や「命燃やせガムシャラ転げて泣け笑え!」という歌詞にピッタリでした。そして、そんな頑張りが報われ、みんなが夢見ていた「地上波レギュラー番組」は何と番組開始一年で叶ってしまうのです!「いつの日かが今日の日に 目覚めない夢に訪れるまで!」という歌詞が体現されています。Snow Man本当に凄いですね。

 そんなそれスノでナミヲは沢山歌われているわけですが、オススメは地上波特番第二弾で流された「Snow Manハウス」で歌われたナミヲです。9人が想い出の物を持ち寄って作り上げたSnow Manハウスでわちゃわちゃ楽しく歌う姿はこちらも元気になります!フルで歌っているので是非観てほしいです!

YouTube版MVの見所

1番はなんと言ってもレコーディング映像でメンバーの顔がしっかりと見られることだと思います!忙しなく動くMVとは違い、レコーディングは9人の顔がよーく見られるのが魅力。特に途中から泣きそうな顔して歌う佐久間くんや、噛み締めるように歌う宮舘くん、切なげに歌う深澤くん、レコーディングでもしっかりカメラ目線でサービス満載の阿部ちゃんに注目です!

Grandeur版MVの見所

MVはシングル「Grandeur」の初回盤Bに収録されています。設定はデビュー1周年を迎えたSnow Manが船上でお祝いしようとケーキを運ぶのですがトラブルが!?魅力はなんと言っても、実際に船の上で撮影された航海するSnow Manです。船を貸し切って行われた撮影。中には船酔いでダウンしてしまうメンバーもいたらしいですが、朝焼けの綺麗な東京湾でキラキラと歌うSnow Manが見られます!また、倉庫で雨に打たれ叫ぶSnow Manも曲の明るさの中にある切ない感じにピッタリで見所です。本当にみんなカッコいいよ……。

総括: Snow Manにしか歌えない応援ソング

「ナミダの海を越えて行け」は、デビューするまでにしんどい想いを沢山してきたSnow Manが歌うからこそ意味が出てくる曲だと思います。深澤さんが「見送る事に気付けば慣れていた」というと重みがありますね。彼は入所15年でデビューを掴み取った苦労人ですから。これは華々しくデビューしていったエリートグループにはなかなか歌えない歌詞ではないでしょうか。この曲は長く長く努力してきたSnow Manが同じく努力をするすべての人にエールを送る曲です。明るくもどこか切ない曲にとにかく泣ける歌詞。ナミヲ、名曲。そして、作詞作曲の方々、素晴らしい曲をありがとうございます。

Snow Manの航海が楽しいものでありますように!



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