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7 MEN 侍 Summer Paradise 2023 レポ 「Make 侍 Noise」


ジャニーズJr.の7 MEN 侍のサマパラ公演に4回程お邪魔したので、見た感想を書いていきたいと思います。


アリーナ、センブロ、超上手バル、若干下手寄りのセンバルを経験しているので下からも正面からも上からも真横からも見えた感じです。

結論ファーストで言うと、全体的にとてもまとまった構成かつジャニーズの全てが見られる最高公演でした。

 構成に関わってくれたのはSexyZoneの菊池風磨くん。楽しい構成をありがとう。見学に来た時、「デビューしような、」って言ってくれてとても嬉しかったです!
 そして、アクロバット、スケボー、バンド、和、トンチキなどジャニーズらしさ全てを摂取できる最高公演で迷っているならとりあえず観に来たら⁉️とオススメできるほど、どのグループの人もどこか懐かしさを覚えるような公演でした。

本公演のコンセプトはおそらく「音」「五線譜」

Overtureの映像では楽譜や音符が並び、嶺亜くんがデザインしたキャラクター?であるスピーカー(命名:3チェ)が声出しを誘導するなど、コロナ禍が明け全員が奏でる音を重要視していると感じました。

前半戦


サイレン


一曲目はオリジナル曲のサイレン。

この曲はもう何回も様々なバージョンで聴いており侍担みんなに刻み込まれている定番ソング。聞くだけで安心感すら感じるけれど、最近ではバンドバージョンが主流だったため、歌いきるサイレンは久しぶりに感じました。毎回見るたびに顔面強いなーと思います。

サイレンでボルテージを上げたら、熱は冷めることなくSnow ManのGrandeurとSixTONESのOutrageous 。若手組の人気アゲアゲダンス曲で魅せます。

そして、

B4N4N4


 なんと、歌詞がつきました。これもツアーをやるごとに様々なバージョンに変容していく名曲です。また一つ脱皮した侍を見ることができました。
 元々テンポが速いのと歌詞がかなり厨二臭いので(失礼)、ボカロ曲を聴いている雰囲気。それまでは聞く専門だったB4N4N4に歌詞がついたことで侍担が声出しできるパートもあり、より身近な楽曲になれた気がします。

次はキスマイの名曲、

I Scream Night


 メンバー紹介的な役割を担っており、ここまでがオープニング曲でしょう。この後の声出し練習のリズムがアンコールに繋がる、というのは面白い演出ではありますが、伏線回収までが長すぎて初回じゃ分からなかったです。
 2回目で「ああ、これやらされてたのね、」って感じで納得はしましたが。なんの練習させられてるんだろう?って疑問を残したまま次の曲へ行くのは個人的にあまり好きでは無いです。

本来はここが前半組のソロ曲ですが、まとめて語りたいので後述します。

Beating Hearts


 矢花くんギャルゲーの主人公曲。5人+ベースというちょっと変わった構成でとても好きでした。あまりキンプリの本家を存じ上げず、後からYouTubeを見たのですが、確かにベースの音が効いています。が、これを5+ベースの形にしようと思うのはすごく面白いし、誰が発案なんだろう。(YouTube見たら大光くんだと判明。天才)元々はダンス曲ですが、ただ単に6人で踊るという風にしないところが7 MEN 侍の個性が全開でした。妙案すぎます。こうすることで歌割りもダンスも本家のままで考えやすいし、矢花くんの生ベースで楽曲の厚みも増します。そして、矢花くんがセンターでベースを演奏して周りをメンバーが囲むという構図もいいです。楽器に集中してバックメンバーになるのではなく、あくまで主役はベースの矢花くんというのが楽器とアイドルを両立する侍らしい選択で好きです。

ゼンゼンカンケイナイ


 前半のラスト曲です。曲が始まる前に日替わり寸劇が行われるのはジャニーズっぽいですね。私が行った回の中にはドリボパロディー回がありこれがかなり面白かったです。とにかく全体的にクオリティ高い笑。ドリボ回は会場がドッと湧いてMC前に客の心が解けるのはいい傾向だと思いました。

ソロ曲総括

 全員まとめて語りたいのでセトリを無視して6人分語りますね。
 まず、アイドル正統派のりねれあ、本人のポテンシャル勝負、佐々木今野、飛び道具的な矢花本髙だったと解釈しました。これらをうまく前半は琳寧・本髙・今野、後半は中村・佐々木・矢花と散らしたことが全体構成のバランスの良さに非常に貢献したのではないかと考えます。

中村嶺亜


 嶺亜さんは嵐の名曲、One Loveをソロでカバー。これを1人でやる勇気すごい。
 昨年度はJr.大賞で悲願の恋人にしたいを勝ち取った男、ついに結婚してくれるんだな〜嶺亜さんのファンに対する愛情が深いな〜とセトリを知った段階で感じていたのですが、実際に見に行くと、また違った印象でした。
 もちろん、これまで支えてくれたファンに対する愛の誓いはあるのですが、最後に本人直筆の最高イラストが出てきます。そこには、メンバーとファンに囲まれて満面の笑みを浮かべる嶺亜さんの姿。それを見ると、嶺亜さんにとって愛を誓う相手はファンだけではなく、この場にいるメンバーにもありがとうと愛の誓いを立てていることに気づきました。つまり、「僕を支えてくれるすべての人に愛を誓います」という意味で私は捉えました。嶺亜さんの愛はいつも大きくて優しい。結婚式の定番ソングをこれだけ万人に向けて歌うことができる嶺亜さんの天性のアイドル力にはつくづく驚かされます。
 演出もとても可愛く、まばゆい光に当てられながらタキシードを着た嶺亜さんがムビステで会場すべてに愛を振りまくというのは分かりやすくて全員が幸せになれる構成。お花が咲き乱れて嶺亜さんの絵が出てくるというハートフル演出が特に可愛くて大好きです。
 すべてのブロックに対して微笑みかけ、目線をやり、大きく踊ることで全客席に大きなファンサをしてくれます。全体を満足させる技量を持ち合わせており、プロアイドルだなぁと毎度感心と心酔しています。嶺亜さんの愛を受け取れる対象になれて本当によかった。痺愛でよかった。心の底からそういう気持ちにさせてくれるアイドルの嶺亜さんを私も愛しています。

菅田琳寧 

CANDY
 ケンティーのソロ曲をアイドル全開でカバー!そうそう、琳寧はカッコいい筋肉だけじゃない、誰よりもキラキラアイドルになれる子だ!と思い起こしてくれる素敵なパフォーマンスでした。
 ブログでは声出し解禁だからみんなが参加できるような曲を選んだと語っていましたが、そういう楽しい気遣いをできるのも琳寧くんっぽい。「LOVE RINNE!!」とみんなで叫ぶのはドルオタ感満載で気分が上がりました。この曲は歌詞だけではなくダンスも可愛いです。ポップに踊るのが、普段の力強い琳寧くんとギャップがあり良かったです。
 基本的にはケンティーが披露したようなダンスと後ろにキャンディポップの代わりに琳寧うちわを持ったメンバーがバックダンサーにつく本家のスタイル。そこに、後ろの映像はインライ風の映像を流すことで今っぽい演出にしたのもあざとさが増して見応えがありました。ファンからの評判も良いとレポやオタクの反応を見て思いましたし、サマパラがより楽しくなるために大いに貢献したソロだったと感じています。LOVE RINNE!!

本髙克樹

 Electric Flow
 カッコいい曲でドン!と最後にLyrics & music Katsuki Motodakaが映るネタバラシ的演出に驚かされ、思わず「おお〜」と声に出してしまいました。まさかの作詞作曲。本髙くんのサマパラにかけるやる気と真面目さに感服します。演出に使われていた光る手足の電飾は侍魂でも使われていたような?ですが、本髙くんは毎回コンサートを実験のように捉えて新しいことにチャレンジしている印象があります。今回も作詞作曲という道に挑戦し、よかったものは取り入れ、課題点は修正していくのだろうと勝手に考えています。
 また、本髙くんの得意戦法は焦らしなのかなと思います。最初は顔を見せずに徐々にバイブスが上がり、ある程度時間を置いたらドン!と顔をドアップに映す大物登場のスタイル。顔面に自信が無いとできないアイドル演出でした。また、最後までこの曲が何なのか分からないままノセていき、作詞作曲が自分であることを一気に示すのも焦らしの演出だと思います。こちらを楽しませてくれる彼らしい取組でした。
 一つ難点を挙げるとするならば、せっかく曲を作ったのに歌詞が映像に出てこない点。歌詞はラップなので正確に聞き取ることは不可能に近く、どうやらファンへ向けた詩だったらしいのでそれならこちらもきちんと聞き取りたかったというのが本音です。

佐々木大光

 Stamp it
 大光くんが慕う先輩、SixTONESのカップリング曲を披露。もう痺れるほどカッコよかった!!!激しく踊る大光くんの世界観に圧倒され、会場は呼吸をすることすら忘れるくらい彼に魅入っていました。踊り一本勝負で映像にもあまり頼らない技量任せな演出ですが、音楽に負けていないところがカッコいい。紫のライトに当てられてただ歌い踊る大光くんは、Gypsyのタルサを通してまたダンサーとして磨きがかった気がします。
 大光くんは自身のいいところをマルチに何でもできることと以前番組で語っていましたが、本当にその通りだと思いました。ダンスはもちろんですが、歌もセクシーで声質も程よく甘く真っ直ぐです。何をやらせてもモノにする器用さが全面に出たパフォーマンスでした。
 演出で良かった点は、前半と後半で踊る位置を前後にずらしたことです。前半の位置ではアリーナだとちょっと見えづらいので、後半でグッと前に来てくれたことでよく見えました。こういう気遣い?は有り難い。

今野大輝 

BUTTERFLY
 ギターで弾き語りするシンプルなスタイル。と言っても本人がかなり派手なのと煙が出る中でかき鳴らすので、小洒落た雰囲気では無いところがバンドマンではなくジャニーズっぽさだと思います。極限までにシンプルで歌とギター一本勝負なのが彼らしさ。パフォーマンスに振り切っているという点では大光くんと似たモノを感じます。今野くんの美声が響き渡り妖艶な雰囲気がありますが、ギターが加わることで少し辛口の印象になり本家よりも力強さを感じられる演出になっています。侍魂では、「元々バンドが好きではなかった、けれどお客さんとの一体感を得られるようになってバンドが好きになった」と言った今野くんでしたが、ソロ曲でもギターを持って歌ってくれたことが個人的には嬉しかったです。今野くんの細い腕で奏でるギターは彼自身の力強さを感じます。
 今野くんの良いところは歌っている時に自分の世界に没頭できることだと考えます。サングラスをかけてギターをかき鳴らし、好きな曲を歌う姿はこんぴーのマイペースワールドですが、その世界観こそ魅力であり、ありのままのこんぴーの歌やかっこよさを彼の表現として吸収できます。こんぴーの目を通して見えた世界の深淵を覗いている気分にたった3分で持って行ってくれるのが彼のアイドル性ではないかと考えました。こんぴーのソロ曲を聞いている間、そこはこんぴーのソロコンに一瞬で様変わりするのです。よっ、This is KONNO!
 ちなみに、ギターは公演三日前に矢花くんが指導してくれたそう。ほんといつもありがとう、、、

矢花黎

 トイレットペーパーマン
 中居くんのソロ曲です。Jr.がカバーしたの初めてなんじゃないかってくらい初見の曲でした。今までの矢花くんは技巧派というか職人気質なところがあり、ソロプレイヤー的なパフォーマンスだと思っていました。しかし、今回はファンと触れ合うようなアイドルっぽい演出だったことに矢花くんの変化を見た気がします。てっきり彼はベースもしくは楽器中心のパフォーマンスをすると思っていたので、6人の中で1番意外性がありましたね。ファンのうちわを読んで交流するという客席参加型の演出であり、うちわを頑張って作ろうと思えるサービス精神もりもりの曲です。公演に行くたびにオタクのうちわも面白くなっていく変化を見られて楽しかったです。
 便座に座って移動という仰天演出とトイレットペーパーを投げるというこれまた異色の演出でしたが、よくよく曲を聴いてみると冒頭のラップのかっこよさ、サビのキャッチーなリズムとバンドサウンドなど楽曲としてのクオリティが高いのはなんとも矢花くんらしいチョイスだなと思いました。こういう隠れた玄人曲を引っ張ってくるのも矢花くんらしいセンスです。メロディーラインもがなるように歌うのも男くさくてピッタリですし。ただのトンチキ曲を彼が選ぶ訳ない…。もっと本来のメロディーを聴いてみたいと思いました。(聴いたけど本家もあんましちゃんと歌ってない)

MC
Jr.っぽいMCです。ファンの方も声を出して絡み、その日限りのエンターテイメントを味わうことができます。めちゃくちゃ頑張っているのは大光くん。積極的にファンと絡んだり話を振ったりしてくれました。こういうふれあいこそがJr.担やってる醍醐味だったりするので、楽しかったです。


後半戦


日替わりラブソング

 さて、ここから後半戦。MC明け一発目は日替わりガチャラブソングです。
・PEACH!
・Lovin' you
・Bittersweet
の中から日替わりで披露してくれます。

Bittersweetはこんぴの歌割りが多めで甘めの彼の歌声が真っ直ぐ愛を伝えてくれて素敵だった〜。人気曲ですので、イントロが流れた瞬間、会場は沸き上がりました。
 PEACH!はこのコンサートで初めて知った曲だったのですが、可愛らしいメロディーで少し大人っぽい夏らしい曲でした。めっちゃ良かったです!知らない曲だったけれど盛り上がるオシャレで素敵楽曲ですね。矢花くんの落ちサビ前のソロが良かったです。
 Lovin' youは王道アイドル1直線ソングで幸せな気持ちになりました!琳寧くんのパートがどれもリア恋で結婚を視野に入れました。そして、白衣装が1番似合う歌だと思います。肩のスパンコールがキラキラしてて、なんせ6人の顔面が強いのでジャニーズソングになるとメロメロになりますね。歌割りは琳寧くん。ジャニーズ愛が強いので、最高のキラキラを見せる歌割りでした。

Luv Bias

 少クラで大光くん振付でやったダンス曲でしたが、今回のサマパラではハーモニーを響かせる歌演出に。本髙さんがピアノを弾いて五人が合唱。より幻想的な仕上がりになりました。初日はペンラを振っていましたが、途中から消すようにお願いが。すぐに指示に従う侍担の健気さが個人的に好きでした。顔が見えないのは寂しくもありますが、歌だけで勝負できるようになったのは成長と捉えて嬉しくもあります。

Japonica Style

 ここからは後半組のソロを挟んで、パフォーマンスコーナーからのJaponica Style。この繋ぎのパフォーマンスがお気に入りでした。
やばぽんペアの楽器&ラップ
大光今野ペアのダンス&歌
りねれあペアのアクロバット&スケボー
と各々の個性を全面に出したパフォーマンスは7 MEN 侍にしか出せない良パフォーマンスでした。それぞれ自信がある特技を持っていて全く別物だけど融合できるというのは強みです。これからもグループに限らず個々で強みを磨いて行ってほしいです。
 特にお気に入りなのは、たいこんぴのダンスと歌の融合。こんぴーのハイパー高音ボイスは和のスタイルと相まってまるで声が一つの楽器のようでした。大光くんが下で踊り、今野くんが上から歌声を轟かせる構図は何かの術をかけられているみたいでした。

CALL


客降りからステージでダンス、後半はバンドスタイル+ムビステという移動が多い豪華曲でした。誰もが上がれる曲でバンドメドレーの入り口として一気に会場のボルテージを上げていました。侍の定番曲であるので客のノリも良いです。このバンドスタイルになった瞬間、侍担のペンラの振りが元気になるの、侍担って感じでめちゃくちゃ好きです。この後続くSAMURAIへの繋ぎはテンションが上がります。

SAMURAI


とにかく上がる。声出し多いし、これも定番曲なので侍担と侍の勝負(嶺亜さん的物言い)が始まります。本髙くんのラップも勢いがあり、勝負を挑まれている。とにかく楽しすぎてほぼ記憶ないです。見どころは本髙くんラップと最後の間奏の琳寧くんのサックスです。情熱をそのまま吹き込んでいて、尚且つオシャレな仕上がりになっています。

サムダマ


「お前らこれが聞きたかったんだろ!サムダマ!」
こちらは嶺亜さんの全力煽りで始まる私たちの始まりの曲です。こちらも楽しすぎてほぼ記憶ない。とにかく上がる。上がる。向こうも全力を出しているのが伝わるからでしょうか。声出しできるライブを楽しみにしてた侍のおかげでこちらも全力でのることができました。

シャウト


本編ラストの曲です。非常にライブ向けの曲だと思います。音がかなり多いのと重厚感あるメロディーですので、この曲をどこに入れるかでライブのイメージが左右されるスパイス的な曲だと思います。侍魂では2曲目で披露され、このライブはバンドスタイルだということを見せつけるようなパフォーマンスでしたが、今回は本編ラストということで締めくくりに相応しい華やかな曲に変身していました。初披露のジャニアイでは、急にバンドだしかなり暗い場面で使われたので少し浮いたイメージがありましたが、実はペンラを振るのが楽しくて、音を聞くのも楽しいというライブ向きの曲だと思います。ラストはかなり壮大な感じで締められ、会場の熱量をマックスにして昇華していった感じでしたね。五線譜が埋まるという伏線回収?もありました。

アンコール


 序盤の侍コール、アンコールの練習させてくれたの優しいです。私は侍の声出しライブ行ったことがなかったので、助かりました。他の現場でアンコールが統一されていなくて戸惑う経験をしたことがある上、最近はアンコールの声が小さいとガチで出てこないグループもあるので、向こうから「これやってね!」って教えてくれるのはありがたいです。音符が燃え上がり、とある曲へ繋がるというコンセプトです。

Hot Night


 サマパラで解禁された新曲です。今までの侍にはない色気がプラスされた熱い曲です。これを夜公演に聞くの楽しかったなー
 好きなパートは琳寧くんの「俺だったら君と手を繋ごうかな?」からの本髙くんの「君だったら誰?3秒で選んでよ」です。自分から手を繋ぎにいく琳寧くんと選ばせる本髙くんを比較すると萌えます。あとはこんぴーが踊り頑張っててガン見してました。

さよならまたね、もうちょっと


 アンコールにピッタリな題名です。一緒にハート描くの楽しい〜可愛い〜!
 ファンサ曲なのですが、実はダンスも可愛いみたいなので少クラでの披露に期待です。あと、最後の曲だしファンサに忙しいしということで歌唱にブレがあったので、そこ含めて正式なパフォーマンスを見たいと思いました。この可愛い雰囲気でライブを締めくくるのは本編のラストと全く逆でギャップがありました。多幸感で終わらせてくれるので、ホクホクした気持ちになります。

メンバー総括


ここからは全メンバーの総括です。

中村嶺亜

 誰もが目を奪われてくまさに最強で無敵のアイドルです。
 嶺亜さんを見るたびにそのプロっぷりにひれ伏すのですが、今回もよりパワーアップした嶺亜さんを見ることができました。
 具体的に言うと、歌と煽り。嶺亜さんは春舞台のDADDYをきっかけに歌唱法がガラリと変わったのは侍担気づいていたのですが、マジで喉が強くなりました。私としてはとても良い変化だと思います。歌のことは素人なのですが、より腹から声出すようになったのかな?と感じるような力強い声で安定感がグッと増しました。枯れたり掠れもなく全公演安定した歌唱力を身につけた嶺亜さんの軽やかな努力には脱帽です。顔だけでも食ってけるくらい美しいのに、侍のバンドボーカルとして進化を続ける嶺亜さんは心強いです。
 そして、これは以前からですが、嶺亜さんはこちらに向けてくれる顔がいつも笑顔で可愛いです。ファンサも丁寧かつバランス良く、煽りの時のこちらへ向ける視線も優しいです。そのため、痺愛はいつも「あれ、もしかして嶺亜くんって私のこと好き!?」と勘違いしそうになります。公演を増すごとに煽り方も改善していき、会場全体が楽しめるようにいつも気遣ってくれる嶺亜さんのおかげで3バルでも楽しいライブでした。全ての人が見えているかのように視線・身体で表現してくれるプロアイドル中村嶺亜くん、出会えて良かった本当に。

菅田琳寧

 現場で見る琳寧くんはガチで恋です。見るたびに結婚を決意しています。サックスを吹く琳寧くんは艶やかで色気爆発。ソロ曲CANDYは優しい彼氏のように思いを伝えてくれ、マジでLOVEりんねです。ファンへかける言葉もどこまでも優しくて温かい本当に太陽みたいな人でした。
 生で見る琳寧くんって顔面が美すぎるし筋肉も美すぎて最強です。テレビの500倍かっこいいです!これは現場行くたびに常に思っています。そして、琳寧くんの良いところはファンサもすごいところ!!侍魂の時も圧倒的リアコファンサで担当を殺しにかかっていましたが、今回も確定ファンサの嵐で優しさ溢れていました…!嶺亜くんが弾けるような笑顔でファンサするなら、琳寧くんのファンサは確定やった後にふっと静かに微笑みます。確定の後にそんな笑み浮かべられたらそりゃ、死ぬよね。
 好きだったパフォーマンスはLovin' youです。語りかけるように歌う琳寧くんの優しさに包まれてガチ恋全開のパフォーマンスでした。私は今回上手とセンブロばっかだったから客降りでも近いって訳じゃなかったけど、今度はもっと間近で菅田琳寧を浴びたいと思いました。

本髙克樹

 顔面すごい。Electric Flowで顔抜かれた瞬間とかビジュが天元突破で「わあっ、」って思わず声を出してしまうくらいにはカッコいい。MCでは裏回し的な役目も担ってくれて程よく喋るしツッコむし、嶺亜さんと大光くんから浴びせられる無数のイジリをクリーンナップしていく有能っぷりでした。あとバンドコーナーでは嶺亜さんと一緒に声出しを誘導する役目をしており、普段はインテリを売りにしている本髙くんのオラオラっぷりに惚れ込んだ人はいると思います。あとHot Nightやばすぎ。
 そして、ブログでは毎週温かい言葉をかけてくれて、家に帰っても満足できるアフターフォロー付きでした。「こんな素敵な仕事に出会えてよかった」とブログに書いてくれて、彼が7 MEN 侍としての活動に誇りを持っていると改めて言葉にしてもらい、とても嬉しかったです。進路に正解なんて無いのかもしれないけど、本髙くんにとっての最適解がジャニーズになれるよう、他担ながら見守って行きたいと思いました。

今野大輝

 いるだけで優勝する男なのに頑張っててすごく偉い。
 見るたびに思うのは細すぎる&白すぎる&美しすぎる。ステージにいるこんぴはスポットライトを浴びてその光の粒子が彼の周りでキラキラと細かく煌めいているようです。侍魂の時もそうでしたが、ライブになると気合いを入れて綺麗な金髪にしてくる今野さん、大正解ですよ。
 歌に関してもフェイクや高音パートをバランス良くこなしていて安定の歌姫でした。特に好きなパートはB4N4N4の「Singing dolls go B4N4N4s〜」、Bittersweetの「夢の中で君と笑えるなら」です。矢花くんがどうしてもこのパートを歌わせたかったと言ってたのにも納得するパフォーマンスでした(B4N4N4)。こんぴーは歌で一気に世界観を創り出す天才です。そして、自分がやりたいこと、見せたい世界というのが伝わりやすく、その世界へ引き摺り込んでくれる魔力を持っています。
 そして、ファンサめちゃくちゃ頑張ってた!今までこんぴーは点でファンサするというより面(ブロック)でファンサするイメージがありました。しかし、今回は確定の嵐。そして、3バルだろうがアリーナだろうが見える限りにファンサで捌いていくスタイルでした。この変化にめちゃくちゃびっくりしましたね。初参戦の日はこれが今年の今野スタイルだと分からなくて「え!?ものすごい機嫌がいいんだが!?」としか思えなかったです。回数重ねていくうちに「今年のこんぴは違うぞ…」って気づいてからは自分の適当に作ったファンサうちわを作り直した程でした。なんかもうこんぴーに振り回されてるけどそれが幸せなのでモーマンタイ。

矢花黎

 今回も仕事をしすぎなのでお給金倍もらってください。
 侍のハイクオリティなパフォーマンスの実現にはいつも矢花くんがいる…。ブログでは主に7箇所の担当をしたと言っていましたが、本来は裏方のスタッフさんがやるところなので、いわゆる"アイドル"らしい派手な仕事では無いです。目に見える衣装担当や踊りとは違い、音の調整というのは分かりにくい仕事かな、と思うのですが、侍のアレンジの耳馴染みの良さは侍の大きな武器であると思っています。それを引き受けてくれる矢花くんには頭が上がりません。
 そして、MCでの捌き方も職人技です。個性しかない異端児5人を一手に引き受け、矢花くんのことが好きすぎるあまり大量のジャブを打ち込んでくる嶺亜さん筆頭にいじられ役とMC役をこなしていました。もはや職人。
 かと思えば、ライブ中はデスモードに入ったりトイレットペーパーマンが降臨されたり綺麗な歌声を響かせたり。いくつもの武器を持つ矢花くんをたくさん見られて見応えがありました。あと、基本ファンサは多い方では無いけど、該当担見つけた時の照れた感じで手を振ってたの物凄く可愛かったです泣

佐々木大光

 侍の外交の8割を担う男。MCでは積極的にファンと一体型のおしゃべりを披露し、狂犬っぷりで常に会場を沸かせていました。また、先輩が今回たくさん見に来てくださったのも、大光くんの鬼電の賜物だと私は思っています。その積極性、後輩力は侍の大きな武器です。
 そして、なんと言っても今回の演出構成は大光くんがメインになってやったものです。本当に素晴らしいものを見せてもらいました。責任は全部俺が持つって宣言したのも漢すぎてこんないい子は報われるべき絶対!!の気持ちです。
 リズム隊としてドラムでメロディーを支え、得意のダンスではカッコいい姿で引っ張り、甘い歌声で会場をメロメロにし、トークで笑かせる、大光くん大活躍のサマパラでした。

 7 MEN 侍の素敵なところ、それは全員がとてもクリエイティブであるというところです!

絵を描いて想いを伝える嶺亜さん、振付を行う琳寧さん・大光くん、曲作りを行う矢花さん・本髙さん、世界観を創り出すこんぴー

6人それぞれが自分の感性とそこから生まれる作品に自信を持って提供しています。そんな個性豊かな侍が唯一繋がっていられるのがバンドでありジャニーズであるということだと考えます。6つの音は五線譜の元で一つに集まり、大きなエネルギーを生み出します。そんな素敵なグループに出会えたことが嬉しいです!

全体総括

 琳寧くんは今回のコンサートは上の人からも評判良いって話していましたが、割と侍はじめての人でも楽しめる構成だったのではないでしょうか。定番曲から人気曲、それぞれの好みが出た曲ととにかくバランスの良さと一貫したブレのないコンセプトが出たライブでした。特にバンドメドレーはとにかく楽しすぎて、侍ならではの盛り上がりができて良かったです。
 Twitterでもパブサの限りではありますが、「楽しい」といった感想が多く、ハピサマ達成の成功ライブといっていいのではないでしょうか!

また次のライブを早くやりたいし、また勝負を挑まれたい、

そんな「またね、もうちょっと」の気持ちをくれた侍たちが大好きです。

最高の夏をありがとう〜、また会おうなー

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