今後の自分におけるリベラル活動について━または現在の日本におけるリベラル活動の観点から

 みなさん、お久しぶりです。とある哲学の研究生です。わけがあり、長い間記事を投稿出来なかったことをご容赦ください。2024年という新しい年を迎えるにあたって、今までの活動を見直し、改める方向でいきたいと思い、記事を書こうと思いました。記事の内容は題名にある通りです。
 今まではリベラル活動するにあたり、外が主な活動場所でした。例えば、集会に参加したり、学内ポストに自分たちの研究成果を投函したりしてました。さらに、フィールドワークを行うことで実際に起こった悲しい出来事を肌身で感じたりすることです。しかし、実践だけでは木を見て森を見ずに陥ってしまう、つまり空回りになってしまうのではと思います。もちろん行動することは大切だけれど、自己を客観視するのも同等に大切だと思います。なぜなら、人間は特定の目的を定めた時、それに集中するあまり周りを見ることができなくなるためです。周りに目をやるという意味で、自己の客観視は必要なだと思う。これはリベラルにも言えること。リベラルの世の中をより良くしたいという考えに同意はするけれども、勢力拡大や党利などの現実的な問題のせいで、自分の意見の正当化を怠っているのでは?とここ最近疑問に感じている。元々リベラルの売りは理論であったにも関わらず、頽落したらネトウヨと変わらないのでは?と疑問を持ちざる得ないです。確かに難しいと思います、勢力拡大と理論的正当化を両立させようとするのは。ただ、学者や知識人が離れれば、リベラルはやっていけなくなるのではと思います。その意味で、理論は重要な意味を帯びています。少なくとも私には哲学の教養があり、理論的正当化に励んだ方が手っ取り早いと思ってるので、今年は外での活動と理論的正当化を両立していきたいと思います。

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