【村上春樹】走るときについて語るときに僕の語ること
久しぶりに図書館に行って、本を手に取った。
それが、村上春樹の「走るときについて語るときに僕の語ること」
何日か前、マラソンの元日本記録保持者の大迫傑が、インスタで紹介していた。現役の陸上部員であるぼくは、否応なしに読んでみたくなり、思わず図書館に足を運んでしまったのである。
村上春樹に関しては、以前「ノルウェイの森」だけ読んだことがある。
高校生のぼくからすれば、その作風はいわゆる「文学的」な印象で、面白いとは思う反面、どこか堅苦しさを感じながら読み進めた記憶がある。
その(ぼくにとっては)堅苦しい文章を綴る人間の、人としての弱さだったり人間らしさがありありと表現されている今回の作品は、ある意味衝撃的だったし、面白く思えた。
それに、「走る」=「自分と向き合う」っていう、この小説家の考え方はすごく好きだ。
走るって、なるほど面白い。
村上春樹ファン、市民ランナーには読んでほしいと思う、そんな一冊であろう。
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