忘れたくないのでここに書いておく#1
The Sonnets no.18
William Shakespeare
君を夏の日に喩えようか?
君はもっと素敵で穏やかだ。
荒々しい風は5月の可憐な蕾を揺らし、
夏のかりそめの命は短かすぎる。
太陽は時に暑く照りつけ、
黄金の顔が暗く翳るときがある、
美しいものみないつかは衰える、
偶然か、自然の成り行きによって刈り取られる。
だが君の永遠の夏は色あせない、
君に宿る美しさは消えることはない、
死神に死の影をさ迷っているとは言わせない、
永遠の詩にうたわれて時と合体するならば、
人が息をし目が見えるかぎり、この詩が生き、あなたに命を与え続けるかぎり。
(訳は拾いました)
英文学生のくせにシェイクスピアの作品を初めて読んだのは大学2年生。詩。興味ない。でもこのソネット no.18は読んだ時、鳥肌が立つほど衝撃を受けて、どこかに書いておきたい気持ちになったのでここに書いておく!
美しいものは、いつか衰えてしまうけど、君の美しさは色あせないし消えることもない。人が息をして、目に見える限り、そして、この詩が生きて、君に命を与え続ける限り。........
なんて素敵、圧倒的破壊力、
文字って素敵、言葉って素敵、、、
有限のものを、永遠にする方法を見つけてしまったので、気持ちはもう無敵です。