毎週末 池袋にナンパをしに行っていました。

「あっ!あの子可愛い」

「この子も可愛い」

こんな子たちとお喋りしたい。
仲良くなりたい。

あわよくば・・・

こんな欲望を実現するために
ナンパをはじめました。

初のナンパに行こうと決意した
金曜日の夜20時
シャワーを浴び
髪の毛セットし
氷結ストロング500㍉を飲み干し
テンションを高めて、

酔っぱらいと思われないように
フリスクで息を整え
ファブリーズをして
いざ出発!

西武線にのり
電車の中で
Google様に「ナンパ 初心者」と調べ

笑顔が大事

テンション高めが大事

そんな事が書いてあったので
早速実践してみようと思い
改札を抜け東口から
とりあえず人通りの多いドンキ前へ

「わっ!この子タイプ!」

「あのお姉さんスタイルいいなー」

可愛いお姉さんや綺麗なお姉さんが
沢山歩いている。

でも見ているだけで、
どうしていいか分からない。

せっかく、シャワーを浴びて
髪も整えて時間を使ってきたんだ。

なにか爪跡を残さなければ。

11月で寒い時期なのに
なぜか手汗と背中汗をかいている。

とりあえず歩くのが早い人は
今から帰る人か予定がある人だと考え

ゆっくり歩いてる人に話かける事にした。

ドンキあたりを散策しつつ
タイプの子を探した。

そしたらタイプの女の子を発見した!

歩くのもゆっくりだ。
ショートカットで身長150cmほど
小柄でパーカにショーパン
そのパーカがダボッとして
スカートみたいになってる感じだ。

その女の子に、
勇気を振り絞って話かける事にした。

Googleの「ナンパ 初心者」の記事に
左斜め45°くらいから話をかけると
心臓があるのでドッキとして
話を聞いてくれると書いてあったのを
思い出した。

「よし!いくぞ!」

ここの中で気合いを入れていざ出陣。

この時も手汗と背中汗は止まらないまま

「こ、、、こんばんは、、、」

こんな感じで声は震えてたと思う。

女の子
「?」

「なんですか?」


「えっ、、あ、あのー。」

まさか話をかえされると
思っていなかったので
次の言葉を考えていなかった。

そうやってるうちに、
池袋の人混みの中に
タイプの女の子は消えて行ってしまった。

まさか反応があると思ってなかったので
おもわぬカウンターを食らってしまった。

でも、可愛いタイプの娘と
ちょっとだけ喋れた
高揚感があった。















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