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PMとの対話を心がけているUIUXデザイナーです。主にプロダクト開発をよくする話しを書…

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PMとの対話を心がけているUIUXデザイナーです。主にプロダクト開発をよくする話しを書きます。たまーに趣味についても話します。

最近の記事

CX思考で行うエキスパートレビュー

新しくプロダクトチームにjoinした際のエキスパートレビューの仕方、考え方についてまとめます。 例えば、現状把握とキャッチアップの意味合いで「自社プロダクトを見て気になった点をまとめて欲しい」「自社プロダクトの改善ポイントを探って欲しい」と、依頼されました。 しかし、評価基準や指標などはデザイナーにもプロダクトチームにもなく、デザイナーに丸投げされた状況と仮定します。 Before:エキスパートレビューまずは、Beforeのエキスパートレビューを紹介します。 縦軸は機能・

    • 目的(目標)は、具体と抽象のサンドイッチで作る

      前回、BtoBtoCのプロダクト開発を例に、ニーズ調査のためのユーザーインタビューを実施する目標をBefore/After形式で紹介しました👇 https://note.com/sttaka3/n/n708e5f69c3a5 今回はAfter作成のポイント、「手段と目的」と「具体⇄抽象」を説明します。 ロジカルシンキング→手段と目的で設計 2つの例を出します。 Before〜目的(目標)の例〜 ・開発メンバーが自信を持って開発/提案に当たれる ・ステークホルダーに優先

      • Before/Afterで見比べる目的(目標)の書き方とポイント

        職業柄作ったものに対して理由を聞かれるので、プロダクト開発で重要な具体的な目標の書き方のポイントをまとめます。今回はユーザーインタビュー時の目的(目標)について書きます。 Before〜目的(目標)の例〜BtoBtoCのプロダクト開発を例に、ニーズ調査のためのユーザーインタビューを実施する目標です。 ・開発メンバーが自信を持って開発/提案に当たれる ・ステークホルダーに優先して開発する理由が説明できる デザイナーはPOやPMと話すうちに、この目的の裏にはユーザーニーズと

        • 見落としがちなインタラクションデザイン

          画面の要件定義は決まっているものの画面遷移する際の状態変化について明記されてないケースが最近ありました。 そのプロジェクトではUIデザイナー担当だったので、このポジションから今回どのように対処したのか、実際やってみた上で今後考慮するべきことを記載します。 (PM、ディレクターを責めてるわけてはありません。フォローも大事な仕事だと思ってます、時間の許す限りですが・・・。) インタラクションデザインとはインタラクションデザインとは「相互作用の設計」 インタラクション (int

        CX思考で行うエキスパートレビュー

          UXデザイン、CXデザイン、点で見るか面で見るか

          「UX強化してユーザー体験をよくしよう」「UI UXの設計や改善をしたい「エンドユーザーの価値を高め、最高の体験ができるようなプロダクトにしたい」 こと、プロダクト開発で日夜こんなやりとりが起きているはず。 しかし、「UXをよくしたいからUXデザインで解決。」だと、本質的な課題解決には程遠く、前後関係を踏まえて考えられるCXデザインの視点だと腑に落ちるので改めてまとめました。 点→UXデザイン、面→CXデザイン まず、UXの定義を見てみましょう。  UXは「ユーザー体験の

          UXデザイン、CXデザイン、点で見るか面で見るか