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【道具】ストリンギングのちょっとした工夫

僕が自分で張っていた時に実践していた小技を少々、紹介。

  1. 縦糸の終わりを横糸の下の端に回してから止める
    大体、結び目のところって緩みがちなんです。なので、メイン端のテンションが下がってしまいます。ストリングって7:3か6:4でメインが働いてますから、メインを重要視したいものです。そこで、縦糸の終わりに横糸をもう一本付け足すんです。そうするとメインの端まで緩まず張れます。

  2. 端っこをサボって長さを節約
    ロールで買ってる時って少しでも長さを節約したいじゃないですか。そこで使わないエリアの糸を間引いてました。横糸の下の方とか、縦糸の端の方とか。チリツモです。空気抵抗が減るというメリットもあります。ただし、当時はテンション超低めだったので打ち心地的にも許されるけれど、きっちり張ってる方からすると怒られそうです。

  3. ナチュラルの再利用
    一本張りで一度使ったナチュラルが勿体無くって、回収してました。二本張りの縦糸くらいならまだいけます。足りなければ、縦糸の端っこを横糸のスタートにして仕舞えば良いのですよ。

  4. 張る前に引っ張りながらコタツを通す
    温めると柔らかくなります。巻きぐせの強い糸も、少し伸ばしてから使うことで作業が楽になります。プレストレッチというほどには引っ張らない方が良いかなとも。

  5. 縦糸を張ったら蝋を塗る
    横糸張りの時に削れちゃ勿体ないですから、保護しておきました。シリコン系も試したのですが、手がツルツルになって、横糸を通せなくなってしまいますよ。なので古典的な蝋です。

職業ストリンガーの方からすると、なんじゃそれはというのもあるかと思いますけど、ご容赦を。

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