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飄々表具-杉本博司の表具表現世界-
飄々表具-杉本博司の表具表現世界-
2020.4.4-9.6
@細見美術館(京都市左京区岡崎最勝寺町6-3)
入場料:1400円
★★☆☆☆
京セラ美術館の「杉本博司 瑠璃の浄土」展に続いて細見美術館での杉本博司展。この日最終日だった。京セラ美術館から徒歩数分の場所にある。
今回のテーマは「表具」。杉本は、自身の作品や古今東西の蒐集品を、古裂などを用いて独自のイメージやセンスで新しい姿に仕立てており、こうした作品は「杉本表具」と呼ばれてきました。
本展は、自身の写真を掛軸・屏風・額といった様々な形式のフレームで飾った作品を展観する第一部と、「杉本表具」と細見コレクションの競演の二部で構成し、表具の持つ表現の可能性を探ります。美術表現が多様化するこの時代に、飄々として世を渡る、数寄者杉本博司の美意識と、余芸というには余りある表現世界をご堪能ください。(—美術館HPより)
杉本博司がこんなに自分の作品を表装しているとは知らなかった。上の展覧会紹介文にもあるが、彼はまさに「数寄者」という言葉が似合う。十分に作品や素材を理解したうえで遊び心にも重きを置く、「杉本表具」が楽しめた。
なんだか複雑な建築。小さな展示室がぽつぽつある。地下にはカフェと、ショップもけっこう広かった。
展覧会公式HP
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