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構造化プロジェクトの目的

第一回目では、このチャネルの目的と提供するコンテンツやその構成について、ご案内いたします。

まず最初に、様々な出来事やビジネスの場面において、
”それ、どゆこと?、よくわからないな・・・”
と思うこと、ありませんか?

事象の複雑さであったり、関連する要素が多すぎたりと難解であることから、理解しようとすることを断念してしまうこともあるかと思います。そんな複雑な事象を分かりやすく理解できる、他者と同様の認識を持ちやすく出来るとしたら、どうでしょうか?

そこで本チャネルでは、このような課題に対して有効な手段になりうる、”構造化”にフォーカスして、事象をより分かりやすく表現することを目的としたコンテンツを提供していきます。様々な事象を構造的に客観視することで、わかりやすくなったり、より深く理解できたりします。また、他者と同じ構造を見ることで、認識のズレを最小化できる効果も期待できます。

皆様がよく目にする”構造化”されているものとしては、ニュースやワイドシューなどで見かける「フリップ」やビジネスシーンで使われる「フレームワーク」などがあります。ニュースで示されるフリップで”構造化”された事象をみて、それぞれの関係性や影響度などがわかりやすくなっていますよね。
また、ビジネスシーンで使う「フレームワーク」を使うことで、複雑なビジネスを整理することにも役立ちます。例えば、ファイブフォース(Five Forces Analysis, 5F)では「業界内の競合」「代替品の脅威」「新規参入の脅威」「買い手の交渉力」「売り手の交渉力」といった切り口から、それぞれがどのように業界の競争に影響を与えているかを考察し、業界の魅力度を測るとともに、競争戦略を検討することができ、業界分析には大いに役立ちます。

Five Forces Analysis
(航空業界の事例)

例えば、上記の航空業界においては、新規参入や代替品の脅威は少ないものの、売り手と買い手の交渉力も強く、業界内の競争が激しいことがわかります。その中で、これらの力にどのように対処していくのかを戦略として立てることができます。

このように、”構造化”は物事を理解していく上において、非常に有効である一方、”構造化”を進める際に「フレームワーク」のように決まった型では表現しきれないものの方がむしろ多く、その場合は自身で”構造化”を進める必要があります。

本チャネルではニュースなどを含む日常にあるさまざまな事象やビジネスや
サービスについて”構造化”して、お届けしてまいります。日常的な複雑さを伴わない事象の”構造化”を無料コンテンツとして、ビジネスやサービス、複雑な事象の”構造化”に関しては、有料コンテンツとして提供してまいります。また、ご覧いただいている皆様からの「このトピックスを取り上げてほしい」、「この企業のビジネスについて、触れてほしい」といったご要望も承ります。可能な範囲でご要望にはお応えしてまいりますので、ご要望をお待ちしております。

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