【HOU】破竹の快進撃!とはいかず......待ってよマリナちゃん!〜2024これまでのヒューストン・アストロズ(5月編)〜
みなさんこんにちは、あすとろのーとです!
前回に引き続いてアストロズの5月について振り返っていきたいと思います!
チーム成績
まずはチーム成績を振り返っていきましょう!果たして最悪の1ヶ月からどれほど持ち直すことができたのか??
5月のアストロズはホームで16試合、ロードで13試合の計29試合を消化しました
その中で対戦した9カードのうち5つが同地区対決、それに加えて最大16連戦というかなりハードなスケジュールでした…..お疲れさまです🫡
そして気になるチーム成績は16勝13敗、勝率.551と中々悪くない結果でした!
6連勝していた時期もあったのでもう少し勝って欲しか感はありますが、1ヶ月前まで最下位だったチームが一気に3位まで勝ち上がることができたので十分だと思います👏
ただ相変わらず投手陣と野手陣が噛み合わない試合が多く、打線が打っても終盤で投壊して逆転負け、投手陣が良くても打線沈黙で接戦の試合を落とす、といったケースがよく見られました
先にシリーズ2勝しても3試合目で負けてスイープしきれない、そのため結局SEAと中々ゲーム差が縮まらないのが今のアストロズです(TEXには追いついたけどね)
1位を目指すのもそうですがまずは借金完済を、勝率5割までなんとか持っていきたいですね
今月のPlayer Of the Month
現在やや苦しい状況のアストロズですが、そんな中今月チームを支えてくれた選手を紹介したいと思います!
打者部門1人目
1人目は我らがKING、カイル・タッカーです!👑
今月のタッカーの成績がこちら
28試合 97打数 21安打 11本塁打 19打点 23四球 3盗塁
打率.216 出塁率.364 長打率.598 OPS.962 WAR1.4
不振者続出の打線の中で1人MVP級の活躍を魅せてくれました!
この調子でホームランを打ち続ければ50-20も目指せるレベルなので頑張って欲しいですね🔥
打者部門2人目
2人目は奇跡の大覚醒、ジェイク・マイヤーズ!
今月のマイヤーズの成績がこちら
25試合 85打数 28安打 3本塁打 14打点 9四球 3盗塁
打率.329 出塁率.406 長打率.518 OPS.924 WAR1.3
誰がこの活躍を予想したのか、去年オフにはトレードに出せという声も上がっていたマイヤーズが今ではリーグのCFの中でもトップ5に入るレベルの成績を残しています!
外野手が補強ポイントだった中でこの覚醒は本当に嬉しいです!ありがとうジェイク!👆
投手部門1人目
続いて投手部門、1人目は我らがスーパークローザー、ジョシュ・ヘイダーです!
今月のヘイダーの成績がこちら
11試合 2勝1敗 5セーブ 13.1回 6被安打 4与四球 2失点 22奪三振 防御率1.35 WHIP0.75 FIP2.70 WAR0.3
先月はだいぶ苦しみましたがやっと本領発揮してくれました!
奪三振能力、防御率、WHIPどれも素晴らしい数字ですね、さすが大型契約ですよ
取られた2失点はどちらもソロホームランで、ややヒダン癖が目立ちます
それでもフル回転で投げてもだいぶ安定した数字を残せるようになってきました!これからの無双に期待ですね!🔥
投手部門2人目
2人目は若きパワフルリリーバー、ブライアン・アブレイユです!
今月のアブレイユの成績がこちら
13試合 7ホールド 13回 9被安打 5与四死球 3失点
22奪三振 防御率2.08 WHIP0.92 FIP1.92 WAR0.4
こちらも先月は苦しみましたが5月に入ってからはフル回転、無双状態でした!
アブレイユは奪三振数、防御率、WHIPだけでなくFIPでも素晴らしい数字を残しており、責任能力が非常に高いことが分かります
8回を投げるプレスリーが不調な今若干負担が高まってはいますが、昨年72試合を投げ抜いたタフネスも彼の強みです💪
この調子でヘイダーと2人でブルペン陣を引っ張って欲しいですね!
勝ち方を教えてくれよベイカー
早くもシーズンの3分の1を消化したアストロズですが、未だ本調子とは言えず
打線、先発、リリーフが噛み合わないまま試合数だけが増えていきます
戦力だけで見ると去年より確実に強いはずなのに一向に調子が上向く気配がありません
・歴史的大不振のアブレイユ、シングルトンも安定感に欠ける
・マイヤーズは覚醒したもののラストピースが埋まらない外野手
・怪我人続出でブラウン、アリゲッティの若手に頼るしかない先発陣
・日替わりで誰かが荒れて試合を壊すブルペン陣
・ロパフィー、キャベッジらニューカマーを信用できず不調の古参ばかり起用するエスパーダ采配
などなど課題は山盛りでございます
果たして借金完済はいつになるのか?
TDLのお話
先日、アストロズGMのダナ・ブラウンが今年は売り手には回らないと発言したとされる報道がありました
チーム状況的に売り手に回るべきという意見も多いですが、ここはポジティブに、アストロズが獲得しそうな選手の予想をしていきたいと思います!
2024アストロズの補強ポイント
選手の予想をする前に、今期のアストロズの弱点は何なのか、どこを補強すれば強くなるのか、僕なりに考えてみました
1.打力のある1B
大不振のホセ・アブレイユ、安定感のないシングルトン
この2人ではやや心配です
デュボンやロパフィーも守れないことはないんですがかたやGGのユーティリティ、かたやメインは外野手のルーキー、この2人を1Bで固定してしまうのは少しもったい無い気がします
ある程度安定的に長打を打てる1Bが欲しい!
2.外野手(LForCF)
確定枠がライトのタッカー、センターはおそらくマイヤーズ、ここまではいいんですが去年ブレイクしたマコーミックが今年はからっきし、アルバレスやデュボンがレフトで出る日も多いですがこの2人も固定はしたくないですよね
必須ではないけどできたら1人くらい欲しいなぁ
3.先発投手
今年大ブレイクのブランコ神、おっさんエースのバーランダーはいいとして、いまいち安定しない左のエースバルデス、まだまだ心配なブラウンとアリゲッティ、怪我で今季絶望のハビアーとウルキディ、夏に帰ってくるらしいけど本当に戦力になるのか不安なガルシアとLMJなどなど.…
数はいるもののなかなかローテが固定できません
2018年夏にパイレーツからゲリット・コールを獲得した時のように、太い柱が欲しい!
4.リリーフ投手
ここまで2ヶ月間見てきましたがリリーフで負ける試合が多いったらありゃしない!
安心して見れるのはヘイダー、アブレイユ、スコット、セスマルの4人だけ
彼らの負担も日に日に増えてるのでここらで強いリリーフが欲しいです!
候補選手
1.打力のある1B
この条件に該当しそうな選手はおそらく1人しかいないでしょう
ピート・アロンゾ(NYM)
メッツの主砲、polar bearことピート・アロンゾです!
2019年に53本のホームランを放ったパワーが魅力の生粋のホームランバッターで、21年と23年にホームランダービー連覇を成し遂げた実績も持っています
今季は例年ほどのインパクトはないものの、コンスタントにホームランを打っており、パワーはまだまだ健在でしょう
ただ問題なのが対価で、今オフでFAになるとはいえ今季年俸は2千50万ドルとかなり高額の選手ですからそれなりの対価を求められるのは仕方ないと思います
それに加えてメッツは今年をブリッジイヤーにする方針を取るようなので、かなりの数のプロスペクトを要求されるのではないかと思っています
実現性が高いかは微妙ですが、うちのオーナーなら取りに行きかねない..…というような選手ですね🤔
2.外野手
こちらは該当選手が多そうですが、ビッグネームを2人ほど紹介したいと思います
ルイス・ロバートJr.(CWS)
1人目は5ツール揃ったホワイトソックスの若きスター、ルイス・ロバートJr.です!
昨年大ブレイクを果たしたキューバ出身の26歳で、昨年は145試合の出場ながらホームラン38本、20盗塁を記録しました
守備指標もなかなか優れており、将来はマイク・トラウトのような選手になるのではないかと思っています!
このロバートJr.に関しての問題は怪我でしょうね
デビューイヤーからことごとく怪我に苦しんでおり、5年のキャリアの中で100試合以上プレーできたのは昨年のみと、ややリスクの伴う買い物になりそうです
個人的には彼を獲得する場合は即戦力というよりは2、3年後のチームの看板としての獲得になるのではないかと考えています
ロバートJr.は20年にホワイトソックスと6年5000万ドルの契約を結んでいますが、クラブオプションで最大27年まで保有することができます
やや高額ではありますが、今オフにブレグマンらを放出する可能性を考えると、その後の打線を支える打者を早めに獲得しておくというのは悪くない選択だと思います!
ジャズ・チザムJr.(MIA)
2人目はマーリンズのスター(?)、ジャズ・チザムJrです!
こちらもフルシーズン出場した実績がなく評価しずらい選手ではありますが、昨年はわずか97試合の出場で19本塁打、22盗塁を記録したパンチ力とスピードに定評のある選手です
また、ジャズといえばMLB the Show23のカバーアスリートを務めたことで話題になった選手でもありますね
大谷翔平やジャッジ、ハーパーといった超ビッグスターが務めるのが通例で、発表された当時は過大評価されているなどといった批判じみた声も多かったです
成績を見ると先述したロバートJr.の方が優れているように思えますが、ジャズの魅力は安さにあります💰
打力こそ劣りますが他のツールではロバートJr.と引けを取らない能力を持っている上、今年の年俸がロバートJr.が1250万ドルなのに対しジャズは1/4以下の262万5000ドルと、こうして比べるとかなりお得に思えますね
加えてジャズは2B、SSも守れるユーティリティ性を兼ね備えているので、獲得して損はない選手だと思います!
3.先発投手
先発投手は数が多いので目玉を1人、その他は軽目の紹介にしたいと思います
ギャレット・クロシェ(CWS)
今年のTDLで投手の1番の目玉は間違いなく彼でしょう!
昨年までリリーフだった投手が先発転向1年目でまさかの無双!!
100mph近いの真っ直ぐと90mph前半のカッターをコーナーにズバズバ放り込んでくる投球スタイルで、制圧能力が非常に高い投手です
このクロシェは1年80万ドルの格安契約で、本来すごくお買い得な選手だったのですが、あまりにも無双しすぎているせいで市場価値が爆上がり、トレードの対価もかなり引き上げられそうです
あと数年この金額で契約が残っていればよかったんですが、ホワイトソックスとの契約は今年までなので来年以降の年俸もすごいことになりそうですね.…🥶
その他の先発投手だと、同じくホワイトソックスのエリック・フェディ、マーリンズのヘスス・ルザルドあたりがありそうだなと思ってます
4.リリーフ投手
リリーフも数はたくさんいますが彼1人頭抜けてるので紹介します
タナー・スコット(MIA)
マーリンズの左のクローザー、タナー・スコットでございます👏
え、左の抑えはヘイダーがいるじゃないかって?
違う違う、クローザーレベルの投手が中継ぎで出てくるから怖いんですよ
僕が求めてるのは2016年のアンドリュー・ミラーなんです
6回だろうが7回だろうが関係なしいつでもに出てきて淡々と打者を捻じ伏せて帰っていく、リリーフピッチャーの完成系だと思っています
いくら素晴らしいクローザーがいてもその前が打たれたら意味がない、じゃあクローザーがリリーフすればいいじゃない
これに尽きるんです
スコットは中継ぎ経験も豊富で、偶然かミラーと同じく真っ直ぐとスライダーのツーピッチ
こんなに適任な投手がいるんでしょうか?!
そして金額も570万ドルと割とお手頃価格
あすとろのーとイチオシの選手です!
こうしてみるとCWSとMIAばっかりですね笑
もちろんほとんどが僕の妄想なので叶わないとは思いますがこのレベルの選手が贔屓にくるかも?と考える時間はとても楽しかったです
ファームシステムは砂漠同然の枯れっ枯れのアストロズですが、夏のトレードで戦力の底上げはできるのか?タッカーとはいつになったら契約延長するのか?まだまだ目が離せませんね!
最後に
5000時を超えるクソ長記事になりましたが最後まで読んでいただきありがとうございました!
前回のnoteを投稿した際に5月分は早めに投稿したいですとか宣ったくせに、気づけば6月もう半分終わってしまいました
自分の筆の遅さが情けないです.…😞
来月こそは!7月10日より早く、できれば6月終了から1週間以内の投稿を目指して頑張りたいと思います!
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