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頭痛対策は神頼み

占いもスピリチュアル系もうさんくさいので嫌いです。
なぜなら私自身がスピ系とかにハマりやすい(古代神話とかオカルト話とか大好き)という自覚があり、カモられて一酸化二水素水をンマソエソで買ってしまう可能性がないこともないからです。

しかし『信じる者は救われる』という言葉もあります。
たとえただの水でも、奇跡の聖水だと信じて飲んでいればプラシーボ効果で免疫力が上がって病気にかかりにくくなったりならなかったりなんかイロイロあって運良く病気が治る可能性が微粒子レベルで存在する…?

なのでまあ、信じたい人はスピでも占いでも科学的エビデンスに乏しい性格診断でもなんでも信じていればよろしいかと。
どのみち、運が良ければ何を信じても救われるでしょうから。

結局は運です。

だって健康な体に生まれるだけでもわりとラッキーなんですよ?
それに、別に金持ちの家に生まれなくても『健康な身体と良識的な精神を持ちなおかつ大した借金もこさえてない両親の元に生まれる』だけでもそれなりに幸運とかいう世の中ですからね、今時は。

とまあそんなわけで(?)
人生つきつめればもはや運頼みだと感じはじめたので、私も、産土神さんである諏訪大明神様に心身の健康を守っていただこうと思ったのでした。

いや実は「毎月のホルモンバランスの変化」+「気圧の急激な変動」の条件が揃うと頭痛が発動するというクソ体質に生まれてしまいまして、思春期の頃から今に至るまでずっと偏頭痛に悩まされてるのですよ…
若い頃は体力あったし、イブプロフェンとかの鎮痛剤だけで頭痛を乗り切ってましたが、この年齢になるともう鎮痛剤だけでは無理で…一時期は頭痛外来に通って、トリプタン製剤を処方してもらってました。
まあ、確かに医者が出してくれるトリプタン剤は効きましたが、若干…喉の奥がキュッてなる副作用みたいなの?があったり…
何より「診察の予約して診てもらって処方箋だしてもらって薬局行ってっていうのをこの先何年続けりゃいいんだ?」とかうんざりしてきて、ある程度症状が落ち着いたとこで通うの止めました。
んで、そもそも頭痛が起きない体質になればいいのでは??とか考えて漢方薬を飲み始めたんですね。
漢方薬はね、効き目弱いけど、一応は効きます。効き目ほんと弱いけど。
お通じが良くなったりとか、頭痛だけじゃなく他にも身体にとって良い効果があるので、飲んで損は無いんですけどね。
でも偏頭痛かなり重い(毎回吐くとか)人は素直に処方薬飲んだ方がいいと思います。仮に処方薬の効き目を10とすると、漢方薬は効いてる時でもせいぜい3~5、効かない時は0~1ですので。

まあそんな感じで「偏頭痛が発動しない体質になる」ために日々あれこれ挑戦してるんですが、現状成果をあまり感じないので、あとできることといえば神頼みしかねえなと思ったわけなのですよ。
神頼みっていうのは、人ができるありとあらゆる努力を全て試し、もうこれ以上は自分にできることはない、あとは運だ、という局面に達した時にやっと開かれる門だと思います。

ということで写真は諏訪大社の御柱の木を使った御守りと、諏訪大社の神器である薙鎌をモチーフにした御守りです。
御柱の御守りはもともと首から下げる紐がついてたのですが、それを外してボールチェーン付けてスマホにぶら下げてます。
薙鎌守は、ちょっとイロイロ思うところあって、より邪気を払ってくれそうな御守りが欲しくて追加でいただいてきたものです。
いや御柱守が弱いって訳じゃないですよ。今私の手にあるこれだって、もしかして祭りの際に流された人の血を吸ってる(語弊)木から削り出されたものかもしれませんからね…ウフフフ…

ちなみにこれは公然の秘密なのですが諏訪の御柱祭では数年に一人くらいの割合で死人が出ます。というのも、そもそも諏訪大社が祀っている神は一説にその起源を縄文まで遡れるほど古い土着の神でもあり、本来的には狩猟神でした。そして狩猟の神ということで、かつては実際に狩りで獲た鹿や兎などを供物として捧げていました。しかし昨今では、動物愛誤団体からの抗議等もありガチの生贄神事は廃止されてしまいました(現在は剥製で代用して執り行ってる)けれどそんな現世の事情など知ったこっちゃない諏訪の神は古来より今に至るまでずっと祭りの供物を求めつづけています。…つまり、そういうことです。

閑話休題。

私はだいたい毎年、知人の命日に関東某所に墓参しています。
そしてそこへ行くと、ほぼ毎回、必ずと言っても過言ではないほど、ひどい頭痛になります。
今までは、ただの気のせいだと思ってきました。ちょうど梅雨時だから気圧の変化で頭が痛くなるんだ、車を長時間運転したから眼精疲労だ、心理的ストレスが原因だ、等々。
でも去年、例によって墓参りの帰り道、最初は軽かった頭痛がどんどん悪化し吐き気すら感じるようになり、しかもその時走っていたのは、いろは坂のヘアピンカーブをそのままに幅員と路面状況を悪くしたような、ホラー話に出てきそうな曲がりくねった林道もどきの県境の峠道。
どうでもいいけどなんでそんなアレな道走ってたかというと、ふつうに下道最短帰宅ルートだったからです(高速乗れよ)
巷では『険道』だの『酷道』だの言われて関東ナンバーの車ともよくすれちがう往来が稀な道(?)ですが…やかましい何が酷道じゃ!こっちは遊びじゃねえんだよ!おらァウチさけえるだ!
まあそれはさておき、ただでさえ頭痛でヘロヘロなのに周りの空気もなんか怖いし、疲労と恐怖と体調不良で過呼吸および動悸までしてきまして。
もう無理かも…ちょっと路肩に停車して休も…いやホラーの定番フラグやろそれ、ていうかそもそもこの険道に路肩なんてねえわクソッ…ヒィヒィだれかたすけて…このままでは注意力散漫でハンドル操作誤って車が谷底に落ちて死ぬ(険道ゆえガードレールなどというものはない)…霊現象より体調不良でハンドル操作誤って死ぬほうがよっぽど確率高いわクソが…とか思いながら必死で運転してたんですが。
ある地点まで来たら、なんか唐突に、頭痛が弱まったんです。そんで、今しかねえ!家まで最速で安全運転すっぞ!と必死で峠を降りました(それまで頭痛すぎて時速2,30kmでトロトロ走ってた)
そしたら、降りてった道の脇にふと、近くの神社への案内看板が立ってた。
地元の地名の由来にもなってるらしい由緒ある神社、新海三社神社でした。
アッこれはもしや、この神さんのナワバリ(※言い方)に入ったから助けてもらえたってコト!?とか直感的に思いました。
それで、その日はどうにか無事故で帰宅でき(しかし食欲がなくて夕飯も食えず翌日の昼近くまで頭痛で死んでた)後日改めてその神社にお礼参りに行きました。
そこの神社はね~個人的には縁があるとは思ってなかったんです。家からはちょっと離れてるし、お宮参りしたのは近所の諏訪神社さんだって聞いてたので、産土神さんでもない。でもさすが佐久の鎮守を称するだけのことはあるんですねえ…縁が薄いとはいえ、苦しんでる佐久人を助けてくれたのだと思うと、ありがたや…

まあ気のせいだと言ってしまえばそれまでです。
でも信じる者はプラシーボ効果で頭痛が弱まるかもしれません。

ていうか実際弱まりました。

ここからは今年の(つい最近の)話です。
去年と同じく、今年も関東某所の知人のお墓に墓参に行きました。そして去年と同じく高速を使わず下道で帰りました(学習しないさとるさん)
しかし去年と違うことが一つだけありました。
見出し画像の御守りを持って行ったことです。
私の産土神さん、諏訪大明神の御守りです。
ちなみに、去年私を助けてくれた新海三社神社の主祭神はオキハギノミコトといって、諏訪のタケミナカタノミコトの息子神だそうです(縁は無くもなかった)
そんなわけで諏訪大社の御守りを手に「頭が痛くなりませんように」と願いながら恐々車を運転し帰宅したら。
今年の帰宅路頭痛(名称ェ…)は去年と比較して十分の一くらいに弱まってました!なんなら夜には完全に治まってた!

ウワアアアアア諏訪大明神様アアアアア!!!!!🙏🙏🙏
すげえ!ありがてえ!たすかる!

そう、信じる者は救われるのです。
もうプラシーボでも何でもいい、この頭痛から解放されるなら…
でもスピ系は嫌。俺の人生に一切関係ないスピ系に金渡すより産土神に寄付するほうがよっぽど健全だと思う。
なので私はこれからも諏訪大社に金を落とします!

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