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曜変天目と Learning to be

2019年、9月の記事を編集して再投稿しています。

先日、奈良国立博物館で開催された「藤田美術館展」に行ってきました。

目的は、世界に3つしかなく、作り方が解明されていないらしい国宝、
「曜変天目茶碗」を拝むためです。

3つの貴重な茶碗はすべて日本にあり、
その一つが大阪の藤田美術館にあります。

藤田美術館は2022年にリニューアルオープン予定で、現在休館中のため、奈良国立博物館で藤田美術館が所蔵しているコレクション公開が実現しました。

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まるで宇宙を内包するような、
なんとも神秘的でした。


列に並んでみるので、あまりじっくり見れない。
限られた時間の中で、わたしを含め全員必死に目を凝らしてました。


曜変天目も凄かったけど、
他のコレクションも素晴らしかったです。

量がすごいので体力は相当消費しましたが、
それを打ち消す程のパワーがありました。

話すと長くなるので割愛します。
リニューアルオープンが楽しみですね。


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実はここまでは前置きで、

私が一番心に響いたのは、
その後に映像コーナーで見た藤田美術館の現館長、
藤田清さんの言葉でした。


「先人達が作った芸術作品を残し、それを公開することは、
見た人に感動を与え、それについてもっと知りたい、学びたいという気持ちを生みます。

そして学ぶ事をすると、それまで知らなかった作品の奥行きが見え、
もっともっと深い感動を味わうことができます。

そしてその感動は人生を豊かなものにし、人を幸せにする。」

言葉は違ったかもしれませんが、そんな内容でした。


そしてわたしが博物館に行く前にたまたま読んでいた本が、
" 学び "について書かれた本だったのですが、

その本から得た、学びとはなんぞ?の答えをなんとなくまとめて、
メモしていた言葉を思い出しました。


メモ↓


「学びとは、誰かに強いられるものではなく、
自らの世界を広げて感動を深いものにし、幸せを増やしていく事。

またそれを伝えることによって、
周りの人をも幸せにできるという可能性を持っている。」


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違う体験で得たものがリンクする事ってたまにありますね。

本を読んで学びたいし、美しいものも沢山見たい。
そしてちょっとだけでも人の心に寄り添えるものを作りたい。

全部繋がってるんだなと思いました。


貰ったものを、自分ができる方法で伝えていけたら、
それもまた幸せな事ですよね。

長い文章、最後までお読みいただきありがとうございます。

最後に「学ぶこと」について学んでいたらちょっぴり感動したので、
言葉を残しておきます。

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Learning to be
「生きるための学び」

学ぶことは人格の完成を目指すもの。
異なった文化を尊重し合い、共に生き、平和な世界を作ること。


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