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Vol.13 標識ルールを守らない人たち

実家暮らしの僕は、毎朝大学まで電車でゴトゴトと通学しています。高校生の時も電車通学をしていたので、通勤ラッシュの混雑はもう慣れたものです。

こうして数年間電車で通学しているのですが、そこでまたしても“思うこと”があります。

それは列車に乗る際の乗車位置のルールです。乗車時の混乱を防ぐためにホームの乗車口に貼られてある、あのライン状の標識です。

大都市圏の鉄道(特に私鉄)では列車種別や時間帯によって乗車位置を分けていて、一箇所に複数設けている所があります。

ホームの乗車位置 @川越駅

あの標識を守らない人が一定数いるのです。そして更にタチが悪いのは、間違った乗車位置にいるのにも関わらず我先に乗り込もうとするのです!

標識を間違えたなら後ろに回って並び直すべきなのに、そこを強行突破しようとする(少なくとも僕はそういう風に見えます)のはいただけません。

アレを見て思うのは、「看板や標識で人を制御することはできない」ということです。

注意看板や標識を見てそれを守ることができれば訳ないのですが、残念なことにこれができない人が一定数います。そのおかげで看板が全く意味のない、邪魔者となってしまうのです。

以前アレックス・カーの『観光亡国論』を読みました。その中でカーは各地の観光地によくある「注意喚起の看板」が景観を害すると論じていました。カーは「看板ではマナー向上は期待できない。だったらない方がいい」と述べています。

一見暴論のように思えますが、あの乗車口での行動を見ていると、「なるほどな〜」と思うものです。

僕は決して注意喚起の看板や標識を無くすべきだとは思いません。ですがわざわざ置いてある看板を無視して身勝手な行動をする、誘導ルールを守らずそのまま突き進む人たちを見ると「これって意味があるのかなぁ」と思ってしまいます。

急いでいるからとはいえ、自分が間違えて立っていたのにそのまま割り込んでしまっては、一体何のために整列乗車を誘導しているのでしょうか。


今日もまた一人二人、間違った乗車位置から乗ろうとする人がいます。正直者が馬鹿を見ます。そんなときはわざと強行突破者に寄って“無言の牽制”をしてやるのですが、本心あんまりやりたくないです。気持ちいいものではありません。

ですがホントに腹立たしいので、皆さんも乗車位置や看板・標識のルールは守って下さいね!


というわけでVol.13、おしまいです。
次回のコラムも、お楽しみに!


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